Lovely Xmas ♡【 JW赤×緑】 (ページ10)

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- 桃ページ10

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「あほ、だいきなんかきらいや…」

ハイ、素直な神ちゃんの出来上がり。

酔うとこの子、素直になれるから。とりあえず潰れへん程度に酒を勧めといて、あとはしげを呼ぶだけ。

神ちゃんが酔うてもた、迎えに来てっていうとすーーぐ来るから、アイツ。見ててな？？

「っハア、神ちゃん？！」

ほら見てみ。すーーぐきたわ。

「…しげ、なんでおるん、」

ハア、かわいくない神ちゃん、おるで。
その言葉に少しイラッと来たのか、ムッとした顔で神ちゃんを見るしげ。

「迎えに来たんやん、どうせひとりじゃ帰られへんくせに」
「べつにいらん、ひとりでかえれるし」

そう言いながら立とうとすると、見事にふらつく神ちゃん。

「アホ、立ててもないやんけ」
「べつに、ちょっとふらついただけやし…もうほっといてや、おれのことなんか」

黙っとこか思ったけど、ここはひとつ手助けしてやるか…
そう思ってたら、隣のアイツが声をかけて。

青「神ちゃん、かわいくないで」
「、へ、」

青「素直に言わな、何が嫌やったんか。しげもわからへんやろ？」

たまにはええこと言うやんけ、流星。と心の中で褒めといたる。

「…なに？神ちゃん、」

立ち上がったままの神ちゃんを座らせ、しげも隣に腰を下ろす。
さぁ、ここからは、神ちゃんが頑張る番やで？

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