｢ 仲直りしーや ｣ ページ8
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楽屋の空気が、変
そう気づいたのは楽屋に入ってすぐのこと。
いつも隣におるはずのしげと神ちゃん、がしかし、今日は神ちゃんだけがソファーに座ってて、隣には流星。
黄「なぁ神ちゃん、しげは？」
「…しらん、」
今まで流星と楽しそうに喋ってたのに、しげの話題を出した途端顔が暗くなった神ちゃん。その様子を見ただけで察する流星と俺。
このふたり、絶対お互い悪くない！て頑固やから、厄介なんよなあ。毎回毎回巻き込まれるし。
ハア…と流星と2人でため息をつくと、不思議そうにみる神ちゃん。…いやいや、アンタらのせいやから、このため息。
そんなこんなでしげの話はやめて、3人で話しているとメンバーが入ってきた。その中には、もちろんしげも。
しげはいつも真っ先に神ちゃんのとこいくのに、今日は俺にだる絡み。あーーだる、ケンカしてる時のだる絡みは特にだるい。
橙「あ、そういえば今日のペア、兄組ツインかみしげやって、聞いた？」
…アァ、まずい。
今日のペアはソレじゃなかったはず。誰や変更したのは、タイミングが悪すぎる。
青「なんで、そのペアじゃなかったよな？」
桃「なんか変更なったらしいで〜〜」
紫「よかったな、しげ！」
�陲舛磴鵝�禁句や、それ。
見てみィしげの顔、めっちゃ真顔やんけ。神ちゃんも、無言で携帯ゲームしてるし。
何かを察したらしい俺と流星以外。無理に話題を変えて、撮影開始まで待つ。
『神山さん重岡さん準備出来ました〜〜！撮影お願いしま〜〜す！！』
…オイスタッフ、なんで1発目にアイツらやねん。
誰や、この雑誌の企画組んだのは！
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作者名：ル | 作成日時：2022年10月10日 12時
