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- 赤 ページ7
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アーーーー、もう無理やって、俺の理性が言うてる。
気づいたらともの真っ赤な唇に、俺のを押し当ててた。
食べちゃいたい、この唇も、とものことも全部。
そしたらずっと、いっしょにおれるのになァ、なんてアホみたいなことを考えてると、胸をトントンと押された。
「ッ、ハアッ、しんじゃう、おれッ」
「ふは、相変わらずともはキス下手くそやな、」
「…キス、下手くそなとも、きらい？」
「んーん、カワイイ、だいすき」
にへら、と嬉しそうに笑うとも。
「ともは？俺のこと、すき？」
「…だいすき、だいき」
と、真っ赤になりながら俺にキスしてきた。
いつも素直じゃないともが、そんなことを言うなんて。
しかも、キス付き。そんなんもう、耐えられるわけ、ないよな？
．
「ごめん、とも、激しくしすぎた…」
「ほんまに、俺あした動かれへん…」
「けどともも悪いんやで？だいき〜〜もっと〜〜って、あんあん啼くから」
「ナッ、そんなこと、言うてへんわ！！」
「あーまた素直ちゃう、」
「素直とかそーゆー問題ちゃうねんッ、大毅のあほ」
「あほなだいき、ともはきらい？」
「…んーん、あいしてる」
「ふは、しってた。」
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作者名：ル | 作成日時：2022年10月10日 12時
