「d!」あの幹部『変装癖』があるらしい (ページ2)

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私は... ページ2

※微グロ有り

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目の前に転がる敵国の総統だった”モノ”

自分の手にあるのは返り.血を浴び不気味にギラギラと光るナイフ

そしていつもの私とは似ても似つかない。まるで「別人」の姿をしている私

『あー、疲れた〜』

背伸びをして気の抜けた声を出す

かれこれ１ヶ月程、敵国総統暗殺任務遂行の為に私は敵国の軍に新人兵として侵入していた

そして今敵国総統の隙をついて任務を遂行したという訳だ

『いや〜驚く程簡単だったな。...もしかしてまだ気付かれてないんじゃないか？』

総統が殺.されたというのに私を捕まえようとコチラに誰かが来る気配がない

とんだバカな奴らだな

まぁ、戦闘にならなければならなかったで無理に戦う必要は無い

少々物足りない気もするがさっさとこんな場所から逃げてしまおう

そして私は部屋の窓から飛び降り自国「「Ｗ国」」への帰路に着いた

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あの後何日か移動をしＷ国に到着した

『久しぶりのＷ国...！なんか空気が美味い気がする！！』

賑やかで皆が楽しそうに笑顔を浮かべている

そんな様子を横目に見て嬉しくなりながらも歩みを進める

すると目の前に大きな城のような要塞のような建物が見えてきた

そう。これこそが我がＷ国軍の軍基地だ

普通に門番に声を掛けても良いが、せっかく変装をしているんだ。もう少し楽しみたい

そんなことを考えた私は前に見つけた隠し通路を通り裏口から軍基地に入った

『♩〜♫〜〜』

久しぶりに帰ってこれた事が嬉しく鼻歌を歌いながら廊下を歩いていると、不意に耳を貫くような警告音がなった

《こちら監視室。軍基地１階裏口付近にて侵入者発見。動ける者はただちに確保に迎え。繰り返す～～～》

『あっ、やっば』

私、帰って来て早々やらかしました