4話 ページ5
『んぐふぇ……』
無事完食。胃が痛いし体が重い。しかも食堂に誰もいないんだが？？？つらぁ
俺今日何しやなあかんかったっけなぁ〜だるいわぁなんて思いながらノロノロと立ち上がる。俺は初心者幹部であるから他の幹部と合同で仕事をすることが多い。いつもなら他の幹部がいるのだけど……今日はいないようだ、うん。
『え、ってことは今日はお休み！？』
tn｢んなわけないやろ｣
『ですよねぇぇ……書記長先輩気配消さんといてやぁ』
そう言って軽く泣き真似をするとトントンは軽くため息をついて俺の頭をチョップした。軽くなのに死ぬほど痛い。
tn｢Aが気ぃ抜きすぎとるだけや、仮にも幹部やねんで？もういい歳した大人なんやから自己管理くらいしっかりせなあかんやろ？｣
『とか言いながら頭撫でるんやめてや〜！完全に俺のこと下に見てるやろ』
tn｢なんか歳の近い弟みたいな感じやねん、Aのお兄ちゃんは愛想悪いからなぁ｣
『お兄ちゃんってチーノの事か！？みんなしてホンマになんなんよ〜！実際は全然ちゃうねんで？ほら、俺の方が、なんていうの？カリスマ性？的な？溢れ出るスター感っていうん？んふふ』
tn｢はいはい、分かっとる分かっとる。カリスマ性については触れやんとくけど｣
『なんでやぁー！』
tn｢っと、そんな話しに来たんとちゃうねん。今日は特に特殊な任務とかはないからゾムとでも一緒に訓練しといてくれ。早かれ遅かれ、戦争はあるやろうしなぁ｣
『はぇぇ〜総統様相変わらずやねぇ、隣国やっけ？』
tn｢おん、全く……したかないとはいえこっちの苦労も考えて欲しいもんやで｣
そういうとトントンは眠そうに目を擦った。この人ほんまにいつ寝てるんやろか、たまに心配なるわ。
tn｢っと。また話が脱線したなぁ、ゾムが待ってるやろうしはよ行きや。またなんかあったら連絡するわ｣
そういうとトントンは俺の頭を撫でる手をとめ、代わりに行ってらっしゃいと俺に手を振った。眠いだろうに俺に優しくしてくれるトントンは、やはり優しい。
そんなトントンの手を取り、俺はにこりと笑った。トントンは1つ忘れていることがある。
『トントォン……訓練所まで一緒にいこ？』
俺は1人で活動できる人間では無いのだ。
そんな俺を見てトントンは、本日何回目かも分からないため息をつく。
tn｢もう大人なはずなんやけどなぁ……？｣
聞こえないふりをしながら、トントンの手を引いて俺は歩き出した。ぼっち回避最高！
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やのせ(プロフ) - 碧さん» 更新めっちゃ遅いのに見ていただいてありがとうございます〜！！！そう言って頂けると頑張れる……！用事押しのけてでも頑張ります(？) (2021年3月27日 8時) (
レス) id: a656f6de27 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - あっめっちゃ続き気になります！ 更新頑張ってください (2021年3月25日 14時) (レス) id: 83cb21b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
やのせ(プロフ) - すみれいんさん» 今気付きました！！すみません〜！！好きって言っていただいて嬉しいです……！これかはも頑張っていくので良ければよろしくお願いします(`・ω・´)ゞビシッ!! (2021年2月22日 12時) (レス) id: a656f6de27 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 好きです。待ってます。待てます。頑張ってください！ (2020年11月24日 12時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
やのせ(プロフ) - ブラウンさん» めっちゃ嬉しいですモチベ上がります！(*´∇｀*)夜しか……それはいけませんね！昼も寝ましょう((更新頑張ります！これかもこの作品をよろしくお願いしますね〜！ (2020年10月12日 6時) (レス) id: a656f6de27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やのせ | 作成日時：2020年7月27日 19時
