1人じゃない...【WS】

孤独31 ページ31

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「はぁ、今日もまたあの家に帰んなきゃなんないのか...」





あんな奴と後1年？まだあるか、、、1年と半年ひとつ屋根の下でいなきゃなんないのか...




まぁ、耐えれるよ...多分





ガチャ))





母「あ、また帰ってきたよ...」



父「帰ってくんなって何回言ったらわかるんだ？」




「育児放棄で逮捕されたいなら、今すぐにでも出ていくことも出来るけど？いいの？


医師免許剥奪に関わるけど...それでも言い訳？」




うちの親は医者と看護師
だから、難関の私立高校を受験するために引っ越してきたみたいなもん



妹「馬鹿なお姉ちゃんでもそんな難しい言葉知ってたんだね笑」


またこれ...



一個下の妹は私より成績が優秀...でもそんなに変わりない。だけど、私が受からなかった高校に合格してる...




その事もあって、あたしへの罵りもエスカレートした。




「ねぇ、もう部屋行っていい？
あたしの顔、見たくないでしょ？」




父「あぁ、見たくないよ...」




母「てかあんた、ココ最近調子乗ってるの？笑
なんか、表情が妙に明るくなってるじゃない...」



妹「なんか、帰りに笑ってる所あたしみた〜笑
ふざけんな…」



「はぁ？なんで笑っちゃいけないの？笑うのなんか私の勝手じゃん！」


父「口答えするなｯ！」

ﾊﾞｺｯ))



「ｯ゛...」



母「ほら、立ち上がりなさいよｯ！」



髪を無理やり引っ張られ立ち上がらされた...




「やめっ...てってば...！」




母「うるさい！」


ﾊﾟｼｯ))




頬を叩かれ、その拍子で倒れた...





「ｲｯﾀ...」





母「気に食わないのよ...あんたのその笑顔...」





父「まぁ今日はこんくらいにしといてあげるよ。俺は眠いから寝る…」





母「私も寝ようかしら…いい具合にストレス発散できたわ。」





妹「あたしも勉強しなくっちゃ...」







そう言って、リビングから立ち去った3人...






私一人取り残された





こんな日、別に珍しくもなかった





何回も、何十回もあった






だけど、いつもより辛く感じたのはなんで...？







笑うようになったから...？








「私は...もう笑っちゃいけないの...？」







ねぇ...なんでよ...




教えてよ...

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