1人じゃない...【WS】

孤独29 ページ29

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《翌日》





「あ、あの...」






桐山「どした？」






「昨日重岡くんに話を聞きました...
まさか面識があったとは..なんかすみませんでした..」







藤井「いや俺らもちょっとは疑ってたんやねん。俺らが昔遊んでたAちゃんは今のAちゃんからは考えられへんくらい明るかったから...」







神山「同姓同名やと思うてたんやねん。」






濱田「やけどな？しげがあの子がAちゃんや！間違いない！って言い張るから俺らも信じてみようってなったんや。そしたら、なぁ？」






中間「ホンマに君が、昔俺らと遊んでたAちゃんやったわけや。」






「今の生活になって、忘れたくもなかったことも忘れちゃってるみたいなんです...

思い出せるように努力しますね笑」





話を聞いて、家に帰った後部屋で1人で考えた答え。




どうしても申し訳ない気持ちでいっぱいだったから...








重岡「無理に思い出さんくてもええからな？」





「はい...」





重岡「もうそんな暗い顔すんなって！
ほら、笑えっ！」





「痛い痛い！」





重岡くんが突然あたしのほっぺを引っ張った...








”しげやめてよ！笑”





”嫌やーお前のその顔おもろいねんもん笑”





”いい加減にしてよー！”









抵抗してた手が止まる...




重岡「...？」




「な、なんでもないよ...笑てか、やめてよ笑」




重岡「お？笑った笑った！よしこれで気が済んだわ笑」




神山「お前昔もさAちゃんにしてたもんな笑ほっぺ引っ張ってブスやーってバカにして笑」



重岡「だっておもろかったんやもん！！！」



藤井「ホンマにあれは......」






なんだったんだろ...今の...




しげって言ってたよね。離れたくなかった人
のことだし、笑窪もあった...





ねぇ、展開が早すぎるよ...



ほんとにあなた達は、昔の男の子達なの？

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