つれがヒモでして [青] (ページ5)

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ヒモ男5 ページ5

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藤井「熱は下がったみたいやな...」

翌日、取り敢えず熱は下がったんだけど体は相当ダメージを受けててベッドから起き上がれない状態

藤井「俺、洗濯とかしてるからなんかあったら呼んでな？」

ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ)

「ﾊｧ...ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...」

ココ最近風邪なんてひかなかったのに...

もし藤井くんがいなかったらあたし病院行きだっ
たのかな

とか、色々考えたりしちゃって

スマホをつついて動画見たり青い鳥さんで面白いツイート見て爆笑しては咳をして...って馬鹿だよね笑

でも、いい感じにリフレッシュも出来てる

って、いつのまにかもうお昼の時間でお腹も空いてきたなって思い始めた頃お盆をもって現れた藤井くん

藤井「お腹すいたやろ。とりあえず消化に良さそうなもんと風邪引いたらビタミン取れってゆうからみかん持ってきた」

「あ、ありがと」

お昼ご飯を持ってきてくれました笑

藤井「食べれる分だけ食べたらええから。食べたらそこ置いとって。あとで取りに来る。ほな、また後で」

ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ))

お盆の上には梅干しが乗ったお粥にお漬物、そしてビタミン豊富なみかんが3個...笑

「3個もいらないのに...笑」

でも、気遣いには感謝かな

お粥も美味しいし

食べれる分だけでええって言われたけど完食しちゃったし

「ﾊｧ...なんか幸せかも。こんな時にあんな人がいれば...ん？」

ダメダメ、何考えちゃってんのよ。自分が風邪ひいてるからって吊り橋効果出てんじゃないわよ

あの人は、仕事が見つかるまでの同居人

それ以上の関係なんて以ての外

い、いつかはお返しはしなきゃいけないかもだけど...この看病の分は

「あぁ～もうｯ。喉乾いてきた」

重たい体を起き上がらせて、キッチンへ

「ｺﾞｸｯ...ﾊｧ」

机の上になんやらメモみたいなものが

"夜の買い出し行ってきます。
勝手に3000円持ち出したことをお許し下さい。
めっちゃ美味しいご飯作るから勘弁してや？笑
流星"

「ふふ...じゃあ頼みますよ？」

ってまた頬が緩んじゃってるし...

あいつは、ただの同居人っだってのに