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ヒモ男24 ページ24




藤井「まぁそれで嫌がらせも続いてて俺も限界になってきた頃や、

今役員になってる2個上の先輩がな?企画を大失敗して損害を出したんや。

でも、損害言うても香西フーズにしたらかすり傷にもならんほどの損害やったんやけど...



企画の担当者の名前がな?俺になっとんたんや。

それでなのかは知らへんけど、俺は辞めさせられたって話や」





藤井「辞めさせられて5ヶ月は持ったわ。

元々家賃がめちゃめちゃ高いところに住んでた訳やなかったし。

やけど、貯金の1部を商品開発のためにいろいろつぎ込んでたから貯金も、言うて早いうちに底をついて


そんな時やったんや、Aちゃんに出会ったのは」





「その5ヶ月の間に、仕事を探そうって思わなかったの?」




藤井「探したんやで?他の食品会社とか、もろもろ

やけど、どこも落ちたんや。」


「な、なんでよ。おかしいじゃないそれ...

多分それ、面接官の見る目がない」





藤井「はは笑 めっちゃ嬉しい褒め言葉やん笑

まぁ、俺も最初はびっくりしたで?いろんな実績積んできたのに、なんで落ちるんやろとか考えたし。

でもそれにはな?カラクリがあったんや。


中田さんって分かるやろ?」





でた、流星の隣にいたあのクソ女





「分かるも何も...わざわざ桐山さんのカフェまで足を運んできて

わざわざ、流星のこと自分のモノだって言いに来たんだから」





藤井「ほんまこの件に関してはAに心配かけたし、嫌な思いもさせた、

ほんまごめん...



やけど、中田さんに近づいたんはパワハラの件のためやったんや。


俺がいろんな会社にいっても内定もらえへんかったんは、その中田って人が変な噂を他社に流したせいなんや」





なにそれ...どこまで腐ってんのよその女






藤井「俺がわざわざその人に近づいたんは、そいつが俺にパワハラをしてきた人と繋がりがあったからなんや。

中田自身は、自分がしたことを俺にバレてへんって思うてたらしいから快く情報提供してくれたで?



酒飲ましたり、いろんな手段で」






「二人っきりでデートとかもしたの?」





つい聞いちゃった



情報貰うためだけなのに



どこか妬いてる自分がどうしても聞きたかったのかも






藤井「情報のためやったから仕方なく...


あっちはめっちゃ楽ししうやったけど俺は地獄の時間やったで?笑」




「そっか...デートか」




藤井「今まで寂しかったんは分かってるからちゃんと埋め合わせするって。」

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ポテトん(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますね笑 (2019年2月8日 22時) (レス) id: b37868c1f9 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 更新楽しみにしてます(´;ω;`) (2019年2月5日 23時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポテトん | 作成日時:2019年1月7日 22時

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