つれがヒモでして [青]

ヒモ男17 ページ17

・


ガラガラｯ))




「ただいま...」



母「おかえり。
急に帰ってくるって言ったから晩御飯軽いものしか作れないけど...」




「いい、食べてきたから...

当分ここで泊まるから...」




母「あらそう...ゆっくりしていきなさい？」


「うん...おやすみ」






かるくお母さんに挨拶しといてそのまま自室へ




ﾎﾞｽｯ))





「はぁ...もうなんなのよ」




電車で疲れたのか、もう睡眠モードになってしまった





といってももう12時は超えてる



眠くても仕方がない






明日の為にも、歯磨きとか全部早めに終わらして寝ることにした







・









・









・









・






いつもと変わらない感じで出勤したつもりだった





桐山「今日も頼んだで」



「はい、よろしくお願いします」



桐山「出勤して早々なんやけどさ、昨日なんかあったやろ？」




「え!?」







持ってたコーヒーカップ割りそうだった








桐山「いや、だって顔が疲れてるもん笑

さては、流星となんか揉めたやろ？」





「...桐山さんはなんでもお見通しなんですね...」





桐山「そら自分の部下の変化ぐらい気づいてやらへんとなぁ？


なんつって笑
なんかな？流星のことが絡んどったらなんか分かん
ねん。



もうそろそろそんな時期かなぁなんて」





「時期...？」





桐山「おっと、喋りすぎたわ...

まぁ、心配せんでも流星はAちゃんが思ってるよりAちゃんの事を思っとるで？」




「そう...ですか...」





私が思ってる以上に私の事を想ってるなんて...



嘘よ...

ヒモ男18→←ヒモ男16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す