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ヒモ男16 ページ16






目も腫れたままで家路に着いたから後悔した...






目を冷やせばよかった






あの日みたいに家に上がるのが怖くなった



ドアノブに手をかけることが出来なくて



外は寒くて





「もう...嫌だなぁ...」




って最低限の愚痴をこぼして家の中へ






藤井「おかえり〜」



「ただいま...」



藤井「なんや、元気ないやん。どしたん?」







どうしたもこうしたも、原因は君ですけど







「なんでもない...お風呂入ってくる」





































藤井「今日も仕事お疲れ様。」

「ありがと...」






どこか素っ気なく返事をしてしまう






藤井「やっぱりA変。なんかあったんやろ?ゆうてみ?」




「なんにもないって...ただ疲れてるだけ」





藤井「遠慮せんでええって。ほら、ぶちまけてみ?」




ぶちまけてみ?





その言葉が引き金となって、自分の言葉が乱射されることになった...






「なんでほかの女の人とおるん?」




藤井「女の人?なんのこと笑」




「とぼけないでよッ!!も同僚に聞いたの...

中田さんって誰?」






藤井「ッ...Aあのな?」



なんて、あたしを諭そうとしたけどそうはいかない






「言い訳なんか聞きたくないッ!!


ねぇ、私に飽きたんでしょ?
飽きたのならはっきり言ってよ!!


仕事ばっかで、可愛げ無くて...
家事ができない私に嫌気がさしたんでしょ?笑」





椅子から立ち上がって自分の感情のままに口が動いて...





テーブルの上には小さな池までできた






藤井「A、1回落ち着け...な?」





「落ち着け...?馬鹿なこと言わないでよッ!!

ぶちまけろって言ったの流星よッ?
なのに今更落ち着けって都合が良すぎるわよッ...



あたしの気持ちも知らないでッ...


もういいッ...勝手にしてッ!!」





あたしは、いつかこんな日が来るかもしれないと思って備えてた、お泊まりセットを持って家出ようとしたら





藤井「待ってや...ッ!!」



「離してッ!!」



藤井「こんな夜遅くに女1人で出せれる訳ないやろッ!!」



「好きでもない女の心配してなんになんのよ!!

もう...限界なのッ!!!」







思いっきり腕を振り払って家から飛び出た






とりあえず電車に飛び乗って実家に帰ることにした...

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ポテトん(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますね笑 (2019年2月8日 22時) (レス) id: b37868c1f9 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 更新楽しみにしてます(´;ω;`) (2019年2月5日 23時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポテトん | 作成日時:2019年1月7日 22時

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