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ヒモ男14 ページ14





藤井「今日は結構頑張ったで?ビーフシチュー笑」




「うん、美味しい笑」






空返事しかできない


ちゃんと笑えてる?






藤井「よし、ご飯も終わったしどうする?ドラマでも見る?





「ううん...今日は寝たいかな」




藤井「そか、ほな先寝とって?俺は仕事するから」


「分かった...」






1人でく暗い寝室の中へ



ドアを閉めればそのまま座り込んでしまった



少しだけ期待してたんだよな、一緒に寝よって言葉






「やっぱり...」







あたしに、飽きたのかな......


布団の中に潜り込んで寝た









だけど-----






「んッ...」





夜中に目覚めてしまった




背中に温もりを感じないからまだ流星は仕事なのだろうか




こっそりドアを開けて、リビングを覗いた








流星「明日の会議のことなんすけど...」






電話をしてる所だった


相手は誰なんだろうなんて考えるんじゃなかった







藤井「もう中田さんはそうゆう所ほんまドジなんすね〜笑
え?また飯っすか?ええですよ?笑」






ニコニコして喋ってる相手は、あの秘書さんなの?




中田さんって人なの?




あんな生き生きとした笑顔、ココ最近見たことないよ...







もう心にグサグサと針が刺さってイタイ





ゆっくりドアを閉めて、また布団の中に戻った







今さっきまで入って温まってたはずの布団は、いつの間にか保冷剤みたいに冷たくなってた




今の私の心みたいに冷え切ってて、
孤独感があって...






眠るのが怖かった






このまま、絶海の海にでも溺れてしまっちゃう感じがしてままならなかった..





「...りゅうせ...ッなんで...」





心の底からから叫んだ彼の名前は、布団という冷たい冷たい海に響くことなく消えた...

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ポテトん(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますね笑 (2019年2月8日 22時) (レス) id: b37868c1f9 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 更新楽しみにしてます(´;ω;`) (2019年2月5日 23時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポテトん | 作成日時:2019年1月7日 22時

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