つれがヒモでして [青] (ページ12)

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ヒモ男12 ページ12

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流星を見かけた日の夜は、どこか気まずくて..

「りゅ、流星...」

藤井「ごめん、俺ちょっと疲れとるから寝てもええかな？」

「あ、うん...お疲れ様。おやすみ」

藤井「おん...おやすみ」

こうやってすれ違ってしまって...

いつの間にか、こんな日々が続いてしまった

そんなある日、元同僚の佐伯から連絡が来た

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ))

桐山「Aちゃん？電話鳴っとるで？」

「あ、はい、すいません...」

「もしもし？佐伯ちゃん？」

佐伯『あ、A？元気してる？笑』

「まぁ、何とかね...笑新しい仕事場の人は優しいくていい人だから」

佐伯『良かった～そんな言葉聞けて嬉しいよ笑
心配してたからさぁ～』

「なんかごめんね？心配させて」

佐伯『ううん、あっそれより聞いて聞いて!!
あんたんところのさ藤井くん、なんか幹部の秘書の人と何回か食事に行ってるわよ』

「え...？」

佐伯『私だって信じたくないわよ、あんた達2人のこと結構お似合いだと思ってたし...

なにかあるんじゃないの？多分、藤井くんのことだから下心で近づいてないと思うの』

流星が...女の人と食事...？

「......」

佐伯『A...？大丈夫？』

「あ、うん大丈夫。佐伯ちゃんの言う通り何かあるんじゃない？
教えてくれてありがと、じゃあねｯ」

佐伯『あ、ちょっとまｯ』

ﾌﾟﾂｯ、ﾂｰﾂｰ...))

「ｯ...」

桐山「Aちゃん？」

「あ、桐山さん...ごめんなさい急に電話出ちゃって」

桐山「それはええねんけど、顔色悪いで？」

「だ、大丈夫です...気にしないでください」

忘れたい...忘れたい...

流星が他の女の人となんて...

あたしは無我夢中で食器を洗ったり、レジを打ち込んだ

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次回のお話アンケート

よろしくお願いします...ｯm(_ _)m