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「…！今何時」
外が明るいような気がして目を覚ましたら、時刻は6時半。間に合った…。
ジェヒョンまた送ってくれたのかなあ、と罪悪感。
鏡を見たら案外浮腫んでなくて安心。
今日はヨンホさんとご飯！
いつもよりほんの少しだけおめかし。
ほんのちょっとすぎて、誰も気付かないくらい。
飯行くだけなのにウケるとか言われたら嫌だもん。
いつも通り社員証をかざしてゲートから入りエレベーターを待っていると、後ろから間に合ったんだ。と声がした。
「おはよ…う、ほんとすいません昨日」
「ホントに。重くて運ぶの大変だった」
「そんなこと言わなくても…」
「嘘」
エレベーターに乗り込み、ドアがゆっくり閉まろうとする。
「…メイ」
「スイマセン！」
ジェヒョンが何かを言いかけたところで、閉まりかけのドアに足を挟んでギリギリ乗り込んで来たのは
ヨンホさん。
「お、お、おはようございます…」
「あ、モモちゃん。おはよう。
隣…は、チョンジェヒョンくん、で合ってるよね。おはよう。」
「ああ、はよざいます」
ちょっと！ちゃんと挨拶しなさいよ！
笑顔のままジェヒョンに肩をぶつけると、ふふ…とジェヒョンが吹き出す。
狭い空間に3人。とっても気まずい。
そういえば、さっきジェヒョンが何か言いかけてたな。
前を向いたまま問いかける。
「ジェヒョンさっきなんか言いかけたでしょ、なんだった？」
「…メ」
ピンポーン。18階です。
今度はアナウンスにかき消されたジェヒョンの声。
また言い逃したジェヒョンはなんだか気まずそう。
私も気まずくて下を向いた瞬間、
「メイク、昨日と違うね？すごく似合ってる。」
ヨンホさんが、それだけ言ってスタスタ歩いて行ってしまった。
「…なんで気付いたの…」
ビックリして何も考えられない。
エレベーターの下に参りますの声も聞こえなくて、
ジェヒョンに手を引かれてエレベーターから出ても、顔が熱いのが収まらない。
いちばんに気付いてくれたこと、それが嬉しくて堪らない。
ジェヒョンはただ鼻で笑うだけ。
ふと、ジェヒョンが言いそびれた言葉を、
もう一度聞いてみた。
「…ああ、さっき、なんだった？」
「ううん、2回言いそびれたらさすがにもう忘れた」
「そう」
別にいいけど気になるな。
そんなことより、無理だ。ヨンホさん、好きすぎる。
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ハリ(プロフ) - みいなさん» ありがとうございます(TT) あんなイケメンのいる会社で出張が済州だなんて相当ホワイトだな、と書いててすごく思いました。（笑） 来世…来世に期待しましょう…みいなさまが済州島にジェと出張にいけるように毎日お祈りします… お読み頂きありがとうございました！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - もゆさん» いやいやこちらこそお読み頂きありがとうございます(T_T) ジェペンの方に喜んで頂けたらもうそれだけで…それだけで十分です(TT) リアコしましょう、リアコ最高！（笑） こちらこそ本当にありがとうございました(Ｔ＿Ｔ) (2021年5月22日 0時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - ああ〜〜〜〜めちゃめちゃ最高でした；；ジェヒョンとジャニさんがいる会社に私も就職したい…一緒に済州島出張行きたいです…；； (2021年5月18日 16時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あの、本当に素敵な作品をこの世に生み出してくださってありがとうございます、、(号泣)私はジェヒョンペンなのですが、ジェヒョンがリアルに一般人やったらこんな感じなんやろなっていうのがもう忠実に表現されてた作品でリアコ感情が爆発してます！有難うございます！ (2021年5月17日 23時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - れれれさん» コメントありがとうございます！こちらこそありがとうございました〜！！（＾ν＾） (2021年5月12日 14時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリ
| 作成日時：2021年4月18日 10時
