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「な、なにしてんの、酔ってるの」
「酔ってない。こんなんじゃ酔わない」
「じゃ、な、何」
「モモはずーっとそうだよ。いつもそう。俺のこと狙ってるの？」
「どういう意味…狙ってない…」
「いつもそうだよね？嬉しいこと共有したい時も慰めて欲しい時も、呼ばれるのはいつも俺。俺のこと狙ってんの？って思うよね。」
「…ごめん」
「そんなうるうるしないでよ。泣かせたくて言ってるわけじゃないんだから」
またジェヒョンが近づいて来て、今度は腕を取られて逃げられない。どうしよう。
怖いよ。怖いのに。
逃げなくてもいいかなって思ってしまうのは何故？
「ね、狙ってないです…」
「あそう。」
「…」
「狙ってないのに俺にだったらやられてもいいとか言ったんだ。酔ってたのは知ってるからぜんぜん真に受けてないけど」
「そんなこと言っ…」
「たよ。言った。」
「嘘」
「ね、ほんとは俺のこと好きなんでしょ？したいならいくらでもしてあげるけど」
どんどんどんどん近くなる。私はもうベッドの上だから逃げ場がない。
「ジェ、ジェヒョン怒んないで」
「怒ってない」
「お、怒ってるからそんなこと言うんでしょ」
「じゃ怒ってるでいいよ。モモが俺を怒らせた。」
「ごめん。もうわがまま言ったり、迷惑かけたりしない」
「謝るなら一回しよ？」
…は？何言ってんの。
怖いって。ジェヒョンじゃないよこんなの。
ぐっと顔が近付いてくる。
もう全然違う人。ジェヒョンじゃない。これは誰？
嫌だと思ってよ自分、振り払って、お願い。
「……やだ！」
自分の想像よりかなり強い力が出て
10センチないくらいのジェヒョンとの距離だったのに
一気に2メートルくらい離れた。
「わ、私、ジェヒョンのこと本当に大好きだし、ジェヒョンいてくれないと何も出来ないしあんたには本当に感謝してるけど
これは違う！そういうことじゃない！バカ！」
怖かった。違う人みたいだった。
何食わぬ顔でベッドに戻って座ってビールを飲むジェヒョンを見たら、泣きそうになる。
ベッドに潜り込んで壁の方を見る。目の前に放られている携帯が突然鳴り出して『ヨンホさん』と表示されるけど、
出てる余裕ない。
びっくりしてそれどころじゃないんだもん。
ジェヒョンのこと、嫌いになれない自分に。
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ハリ(プロフ) - みいなさん» ありがとうございます(TT) あんなイケメンのいる会社で出張が済州だなんて相当ホワイトだな、と書いててすごく思いました。（笑） 来世…来世に期待しましょう…みいなさまが済州島にジェと出張にいけるように毎日お祈りします… お読み頂きありがとうございました！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - もゆさん» いやいやこちらこそお読み頂きありがとうございます(T_T) ジェペンの方に喜んで頂けたらもうそれだけで…それだけで十分です(TT) リアコしましょう、リアコ最高！（笑） こちらこそ本当にありがとうございました(Ｔ＿Ｔ) (2021年5月22日 0時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - ああ〜〜〜〜めちゃめちゃ最高でした；；ジェヒョンとジャニさんがいる会社に私も就職したい…一緒に済州島出張行きたいです…；； (2021年5月18日 16時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あの、本当に素敵な作品をこの世に生み出してくださってありがとうございます、、(号泣)私はジェヒョンペンなのですが、ジェヒョンがリアルに一般人やったらこんな感じなんやろなっていうのがもう忠実に表現されてた作品でリアコ感情が爆発してます！有難うございます！ (2021年5月17日 23時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - れれれさん» コメントありがとうございます！こちらこそありがとうございました〜！！（＾ν＾） (2021年5月12日 14時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリ
| 作成日時：2021年4月18日 10時
