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私だって、会議くらいはまともにできる。
「今回の企画の広告塔はなるべく有名なタレントを起用したいのですが、SMエンタのアーティストはいかがでしたか？」
「先日担当の方とお話ししたのですが、SMEの中でも人気のアーティストはこれ以上広告を持つことはできないとのお話でした」
「どうしてもダメですか？1個くらい増えたって…」
だから、ダメだって。聞いてきたんだってば。
分からずや！と叫びたい思いをしまって、
顔に精一杯の笑顔を貼り付ける。
「ですから………」
「ご提案なのですが、大手事務所ではなく敢えて新人を起用するのはいかがですか？世間の関心度は上がると思います」
ジェヒョンがそう言うと、でも…と食い下がろうとした先方の女性が先輩に制されて口をつぐんだ。
こそこそ、とっても分かりやすくなにかを相談している。
「……それでいきましょう」
よし！ジェヒョンナイス！
机の下でツンと彼の太ももに触れる。
ではそのように進めさせていただきますと
ジェヒョンが会議を爆速で終了させた。
荷物をまとめて帰ろうとしたときに、
後ろでイスやテーブルを片付けているのにふと気がつく。
これ、手伝ったほうがいいかな？
ていうか、私たちがいなくなってからやればいいのに。
「手伝いますよ」
私が椅子を一つ持ち上げると、大丈夫です大丈夫です！
と男性が私から椅子を取り上げた。
それを見たジェヒョンが私を呼ぶ。
「モモさん、帰りますよ」
「はい、すみません、お片付けお願いします」
「わざわざ来ていただいてありがとうございました」
いろんな人にペコペコ会釈をしながら訪問先の会社を出て、
「……モモさんだって」
ニヤニヤ。
「何、あんぽんたんとかにすればよかった？」
「そうじゃないじゃん」
「じゃあ何だよ」
「嬉しかった」
は？と馬鹿にしたように笑うジェヒョン。
違うよ。本当に嬉しかったんだって。
「なんか。一緒に仕事してるって感じで、嬉しかった」
私は、ジェヒョンの前だと正直になるらしい。
嬉しいとか寂しいとか大好きとか、
女友達に言う感覚でポロポロ出てくる。
「何言ってんの、ずっと一緒にやってくんだからこんなのでいちいち喜んでたら……馬鹿」
「最後のいる？いらないよね馬鹿っていらないよね」
「うるさいな」
「待って置いてかないで！」
でも、正直ちょっと嬉しかったんでしょ。
わたしには分かるよ。
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ハリ(プロフ) - みいなさん» ありがとうございます(TT) あんなイケメンのいる会社で出張が済州だなんて相当ホワイトだな、と書いててすごく思いました。（笑） 来世…来世に期待しましょう…みいなさまが済州島にジェと出張にいけるように毎日お祈りします… お読み頂きありがとうございました！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - もゆさん» いやいやこちらこそお読み頂きありがとうございます(T_T) ジェペンの方に喜んで頂けたらもうそれだけで…それだけで十分です(TT) リアコしましょう、リアコ最高！（笑） こちらこそ本当にありがとうございました(Ｔ＿Ｔ) (2021年5月22日 0時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - ああ〜〜〜〜めちゃめちゃ最高でした；；ジェヒョンとジャニさんがいる会社に私も就職したい…一緒に済州島出張行きたいです…；； (2021年5月18日 16時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あの、本当に素敵な作品をこの世に生み出してくださってありがとうございます、、(号泣)私はジェヒョンペンなのですが、ジェヒョンがリアルに一般人やったらこんな感じなんやろなっていうのがもう忠実に表現されてた作品でリアコ感情が爆発してます！有難うございます！ (2021年5月17日 23時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - れれれさん» コメントありがとうございます！こちらこそありがとうございました〜！！（＾ν＾） (2021年5月12日 14時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリ
| 作成日時：2021年4月18日 10時
