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そのあとも適当にフラフラして、
ご飯を食べて帰ってきた。
ホテルに戻って、どっちが先にお風呂に入るかジャンケンをする。これは割と恒例行事だ。
「最初はグー、じゃんけん」
ぽん、で私の負け。
「ハイ俺が先」
うーん、うん。仕方がない。
ジェヒョンが着替えを持って浴室に消えていくのをボーッと見ながら考える。
ジェヒョンが、彼氏だったらなあ。
ジェヒョンが好きなんじゃなくて、例えば、
ジェヒョンの立ち位置がヨンホさんだったら、そんな好都合なことはない。
って、どんだけ飢えてんだ、わたし。
自分に笑いながら、明日の準備。
明日は朝から会議。
絶対に寝坊できない………
「…い、おい、モモ」
バッ！と起き上がると、ジェヒョンがもうお風呂から上がっていた。寝ちゃってたんだ。
「早く入ってきなよ、風呂入んないで寝るの？」
「すみません…」
眠すぎる。半分寝たまま着替えを持ってなんとか浴室までたどり着いて、いつもの半分の時間で上がった。
私があくびをして寝そうになっていると、
横からガチャガチャとなにかをいじる音がする。
気になるけど、眠たくてそれどころじゃない。
「モモ」
「…うん」
「そんなんで寝たら風邪引く」
「…んー、はい」
「寝癖直すのに時間かかるし」
「おっしゃる通り…」
「ていうか、そもそもモモは朝時間かかりすぎ」
「…すみません」
「後ろ向いて」
「はい…」
言われた通り後ろを向くと、ぶおーっという音と一緒に、温かい風が吹いてくる。
うわー、ジェヒョン優しい。
「ガクンガクンするな、乾かしにくいんだから」
「はい！…」
そう言われても、そんなつもりじゃなくてもゆらゆらしてしまう。
後ろからフフフ、と笑う声がする。
笑わないでよ。こっちだって堪えてるんだから。
気持ちいいな。
髪の毛乾かすバイトでもしてたんじゃない？
…そんなバイトないか。
意識はあるけど、目は開かない。
「はい終わったよ、よかったね寝ていいよ」
「ジェヒョンも乾かしてあげようか……いや無理…おやすみ」
「はい。手がかかりすぎるホントに」
「気をつけます…」
そこからの記憶はないんだけど、
朝起きたらやっぱりいつもより寝癖がなくて、
準備もスムーズ！
いつもだったら「いつまでやってんの？」と静かに怒られるのに、今日は怒られずにホテルを出られた。
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ハリ(プロフ) - みいなさん» ありがとうございます(TT) あんなイケメンのいる会社で出張が済州だなんて相当ホワイトだな、と書いててすごく思いました。（笑） 来世…来世に期待しましょう…みいなさまが済州島にジェと出張にいけるように毎日お祈りします… お読み頂きありがとうございました！ (2021年5月22日 0時) (
レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - もゆさん» いやいやこちらこそお読み頂きありがとうございます(T_T) ジェペンの方に喜んで頂けたらもうそれだけで…それだけで十分です(TT) リアコしましょう、リアコ最高！（笑） こちらこそ本当にありがとうございました(Ｔ＿Ｔ) (2021年5月22日 0時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - ああ〜〜〜〜めちゃめちゃ最高でした；；ジェヒョンとジャニさんがいる会社に私も就職したい…一緒に済州島出張行きたいです…；； (2021年5月18日 16時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あの、本当に素敵な作品をこの世に生み出してくださってありがとうございます、、(号泣)私はジェヒョンペンなのですが、ジェヒョンがリアルに一般人やったらこんな感じなんやろなっていうのがもう忠実に表現されてた作品でリアコ感情が爆発してます！有難うございます！ (2021年5月17日 23時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - れれれさん» コメントありがとうございます！こちらこそありがとうございました〜！！（＾ν＾） (2021年5月12日 14時) (レス) id: 86d42c940d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリ
| 作成日時：2021年4月18日 10時
