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次の日。日本と同じように学校に行くと、他の子はもう登校していて、私が最後から何番目、くらいの感じだった。
右隣は空席。ドンヒョクはまだ来ていない。
明日、…いや、できれば今日、連絡先を聞こう。
そのためにカカオトークを入れたんだ私は。
若干そわそわしながら朝の準備をしていると
ドアが開いてドンヒョクが教室に入ってきた。
「モモアンニョン」
「…あ、アンニョン」
ふふ、と楽しそうに笑って座り、イヤホンを外してそのまま携帯をいじっているドンヒョク。
いけ星野桃、今しかない！
「あの、ドンヒョク」
「あ、モモ。カトク」
「カカオトーク、交換してくれるの？」
「…？はい」
私から携帯を取り上げると器用に自分のと二刀流でスマホを動かし、登録してくれた。
誰もいなかった友達の欄に、イドンヒョク とハングルで表示される。
「ドンヒョク」
「？」
「ドンヒョクが、はじめてのともだち」
私が日本語でゆっくりそう話すと、ドンヒョクは理解したのか少し照れたようにニコッてして、前を向いた。
ついていくので必死の授業を繰り返し、お昼休み。
韓国は高校も給食だから、楽でいい。
一人で食堂に向かおうとする私に、昨日話しかけてくれた女の子の1人が声をかけてくれた。
「モモ！いっしょに、おー、ごはん！」
「うん！ありがとう」
日本語で話してくれたのも誘ってくれたのも嬉しくて、すぐに返事をした。
私を真ん中にしてくれて食堂に向かっていると
後ろからドンヒョクの声で、ソヨナ！と呼ぶ声がして、
当然、横にいたソヨンちゃんが振り返る。
「(何よ大声で…何の用？)」
「(こいつは俺と飯食うの！連れてくな！)」
「(約束でもしたわけ？)」
「(…いや？)」
「(じゃあダメ！明日にして〜)」
「(ダメだっつーの！)」
ドンヒョクが大きな声で何かを叫んだと思ったら、私のうでを掴んで彼女たちを追い抜いて行く。
「モモ〜！あした〜！」
遠ざかる彼女たちが日本語で叫んでくれるけど、全く状況が掴めない。
「ドンヒョク？ねえ？ちょっとまっ…」
ああ、日本語分かんないんだ…
いやでも、呼ばれてるのは分かるよね？
聞こえてない？
「ドンヒョク？」
…なにごと？
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リュイ - ヘチャン君と学生って最強ですよね…ハリ様のお話大好きです。特にこの作品が好きで…これからも頑張って下さい。 (2021年11月11日 7時) (
レス) id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あと、しつこい学園一のモテ男な読めないジェヒョン先輩最高でした、、、、出会いてぇです、、メカウィッシュ (2021年5月18日 0時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - あの、じぇの御話から追ってハリ様の一番下の作品を読ませていただきました、もう、あの、ほんまに大好きで、途中泣きそうになりながらも楽しくキュンキュンしながら読みました、、！大好きです、明日テストですが手につかなくなりそうです(笑)ドンヒョクのせいだ〜！！ (2021年5月18日 0時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ(プロフ) - nctLoveさん» うわーん返信遅くなって本当に申し訳ないです（ ; ; ）全然平気です謝らないでください(TT)読んでくださって本当にありがとうございます（ ; ; ）ジョンウさん大好き人間なので好きなように書きまくってますが、そちらも引き続きよろしくお願いします(TT)（笑） (2020年9月11日 5時) (レス) id: ffa1c6661f (このIDを非表示/違反報告)
nctLove - ハリさん» ｢ス ｣が1つ多いことにきずきました。申し訳ございません!! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 173906b15c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリ
| 作成日時：2020年7月1日 1時
