rainy days (ページ15)

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" まず最初に謙杜に謝ろう "

そう思っていたのに

いざ病室の前に立つと色々なことが頭をよぎる

嫌われたかな？

怒ってるかな？

けど言わなきゃ

思ってた事全部

そう決心してドアを開けた

長尾「あ、A…」

「謙杜…

ごめんなさい」

長尾「…ん？なにが？」

「私ね、謙杜の気持ち何にもわかってなかった

さっき入った時、なんか胸が締め付け

られるようになって、勝手に出てっちゃった

ほんとは謙杜の方が何倍も辛いのに、

ほんとにごめんなさい」

長尾「ううん、俺こそごめん」

「え？なんで、」

長尾「俺さ、ずっと言うのが怖かった」

いつもふわふわしてる謙杜は

自分なりに色んなことを考えていた

病気だって事を言ったら

皆が遠くに行く気がして離れていく気がして

なかなか言い出せなかったらしい

けどね？

私は謙杜を安心させられるような

彼女になるって決めた

だからいつか辛い事も全部

共有出来るような関係になろう

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ずっと更新してなくてすみませんでした(;_;)

理由としては

迷走してたっていうのと、

受験生になったということです。

更新頻度は下がるかもしれませんが、

広い心で待っていただけると嬉しいです。

これからも応援よろしくお願いします。

評価、コメントなどもお待ちしております！