２５話 ページ27
．
『…あーあ、ねぇ答えてよ。そろそろ、時間が──「僕は、
ヒーローになりたい。みんなを助ける
は？』
皆 を 助 け る ？
『ねぇ、緑谷クンは、ちゃんと、ボクの話を聞いていたかな。キミの言うヒーローは、人殺しさんだよ？人を殺したのに、平気で、世の中で生きてるゴミだよ？そんなのにどうして、目指すのかな？皆を助けるって…笑わせないでくれる？』
"笑わせないでくれる"とは、言っているが、実際ボクの口角は上がってないし、かといって無表情でもない。
怒っているのだ
初めて、緑谷クンに殺意をわいたと思う。…多分だけれど。
「うん。聞いてたよ。
『じゃあ何で』
君は───氷焰君は、深冬さんを殺した
ドクン
何かの鼓動が聞こえる。まるで、誰かがそうだよと肯定するかのように。鼓動が聞こえる。違う違うんだ。ボクは、皆のために。
皆って誰？
ボクは、何だっけ。
何でこっちにいるの？
頭ん中が、疑問で埋め尽くされ、混乱する。そもそも、あの時の火事って本当に父さんと母さんが起こしたものなのか？本当は、違うやつらがやったんじゃ───
「A‼」
『っ…死柄木サ…』
「何迷ってんだァ？お前はこちら側だろ…？お前は、ヴィラン連合の氷焰A。ヒーローだった両親に双子を殺された氷焰Aだ。」
待って
『どうして、死柄木サンが知っているの?』
「っ…」
『まさか…あのか───「脳無Aを気絶させろっ‼」がぁっ‼っ』
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Cosumo(仮)@復活したよ(プロフ) - 三毛猫どんぶり。さん» 返信遅れてすみません。三毛猫どんぶり。様！コメントありがとうございます!!あなたのコメントのお陰で、更新の励みになります。･･･少々、更新が遅れてしまいますが(笑)よろしくお願いします。 (2017年8月21日 6時) (
レス) id: 68f509a75b (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫どんぶり。 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月18日 14時) (レス) id: 4b36e90e0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
