18話 哀しい双子 ページ20
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氷焰Aという人間は、一人の弟がいた。その名は氷焰
彼らは、No.4ヒーローの父と女性ヒーローNo.5の母との個性婚で、産まれたのである。
『深冬!!こっち来いよ！』
「待ってー、兄ちゃん!!」
無邪気な笑顔で笑う幼き頃の少年Aと、少し内気だった幼き頃の少年深冬。彼らは、仲が良く、将来は“二人で”両親のような強いヒーローになる。それが、彼らの夢だった。
───しかし、
8月某日。彼らに、“個性”が出てきた。
「はわわっ、母ちゃん父ちゃん!!」
「おおっ！それが、深冬の“個性”かー！」
深冬の“個性”は“スノー”。雪を降らせるだけの綺麗な“個性”で、両親は彼を褒めてくれた。
けれど──
『父さん、母さん!!右手が暑いし左手は冷たいよー！なんかおかしいよ！これ！俺、病気にかかったのかな？？』
兄のAは、“個性”“温度変化”。ヒーロー向きで、かなり強い“個性”だった。それをみた両親は、
「･･･。A、明日から特訓だ。」
「ええ、深冬は、Aとは遊んじゃダメよ？母さんと遊びましょうね。」
No.4ヒーローとNo.5ヒーローの“プライド”にかけて、厳しい特訓が始まった。本人達は、“特訓”も言うも、傍からみれば、それはただの
虐 待 。
日に日に増えてく、怪我と、持ちたくもない強さ。いつしか、Aは、心が壊れかけていく。
しかし、深冬という弟の存在があったからこそ、彼は
8月×日。氷焰A、深冬10歳。
事件が起こる。
それは、深夜に起こった。ある時、Aはふと目覚めてしまう。
母の日記を見つけてしまう。
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Cosumo(仮)@復活したよ(プロフ) - 三毛猫どんぶり。さん» 返信遅れてすみません。三毛猫どんぶり。様！コメントありがとうございます!!あなたのコメントのお陰で、更新の励みになります。･･･少々、更新が遅れてしまいますが(笑)よろしくお願いします。 (2017年8月21日 6時) (
レス) id: 68f509a75b (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫どんぶり。 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月18日 14時) (レス) id: 4b36e90e0a (このIDを非表示/違反報告)
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