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涙が止まらなくて気がついたら、
『ごめん、涼太くんの服濡れちゃってる、、、』
「いーよ気にしなくて。
ギター、とる？」
『ん、、』
私の肩にかかったベルトを外し、ギターを台に立てかけて、
涼太くんはもう一度私を抱きしめてくれた。
1ミリの隙間もなく。
ただそれだけ。なにも言わない。
だけど、幸せであったかくて愛おしくて。
だったらこれ以外の感情なんてないはずなのに、
やっぱあの言葉は歌詞だったのかなって悲しくなってきたとき、
「あ、日付変わった。」
『え？もう、、、「好き。」
え、、？』
「Aが好きだよ、
大好き。
ずっとずっとこう言って抱き締めたかった。
早く言ってしまいたかった。
ごめんね、すぐに言えなくて。
好きだよって。」
『、、、、、、本当に？？嘘じゃない？
だって、、、エイプリルフール、、、、』
「日付変わってるでしょ？
だから嘘じゃないよ。
本当。嘘なんかつかない。」
『な、、なんで？今までいってくれなかったのに』
すると、一層強く抱き締められて
涼太「怖かった。
純粋で素直なAのこと、
独り占めしたい、
誰にも触れさせたくない、
ずっと隣にいてほしい、
そんな勝手な独占欲に染めてしまうのが。
Aの未来さえも、自分のものにしたいって
気づいたら思ってて、
Aには夢があるのに、、、、
それを取っ払ってでも自分のものにしてしまいたくなりそうで、、、
好きって言ったら自分のその抑えてる感情が全部飛び出しそうだった。
だから...」『言ってほしい。』
「え？」
『好きって、、、言いたい時に言ってほしい。
私だって、、、
涼太くんとずっと一緒に居たいって思うし、今もずっと離れたくないって思うし、
なれるものなら涼太くんのものになってしまいたいって思ってる。」
「俺、、、、付き合ってもないのにいきなりキスしたりするやつだよ？」
そう言って私の顔を見つめるその瞳を逃さないように、手で涼太くんの頬を包み込み、口付ける
『これで、、、おあいこ？』
そう言うと、頬に当てていた手は一瞬で涼太くんの大きな手に捕らわれグッと引き寄せられて、、、
いつもと違う、
寂しさなんて感じない、
離れられないようなキスをされる。
少し苦しくなって、離れたいと思っても離れられなくて、
だけどそれが嬉しくて、、また、涙が出た。
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Ritsuka(プロフ) - hinayuzuhamama1さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて本当に嬉しいです！！是非また感想いただけると嬉しいです！！ (2017年11月3日 11時) (
レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
Ritsuka(プロフ) - mitsurin78さん» コメントありがとうございます！！つづき更新しましたので是非また感想いただけると嬉しいです！応援してくださって本当にありがとうございます！ (2017年11月3日 11時) (レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
hinayuzuhamama1(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2017年10月31日 5時) (レス) id: 9a972645b7 (このIDを非表示/違反報告)
mitsurin78(プロフ) - 更新するのお待ちしてます！！頑張ってください！！ (2017年10月31日 1時) (レス) id: 9abd6c6da8 (このIDを非表示/違反報告)
Ritsuka(プロフ) - いちごみるくさん» 初コメありがとうございます！涼太くんファンさんにそう言っていただけて本当に嬉しい限りです！！精いっぱい頑張ります！ありがとうございます！ (2017年10月15日 8時) (レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ritsuka | 作成日時：2017年10月2日 20時
