I'm crazy crazy for you ＊4＊

▽ ページ15

後日、、、



『これ、昨日作って、、、作りすぎちゃったので是非どうぞ、、、』





玲、メ、裕、隼「おぉーーーー！！！」




亜嵐「まじで食べちゃって全部！！」




隼「亜嵐くん食べないんすか？」




亜嵐「もう俺無理、しばらく甘いの食べたくなくなるくらい昨日甘い匂い嗅いだもん」





龍友「とか言いながら、ずっと別の部屋こもってたやん」




亜嵐「まだ部屋に匂い染み付いてんだからね！？」





こんな会話が繰り広げられてるけど






それもうっすらとしか聞こえないくらい






私は緊張してる。







今、私の手にあるこのピンクの包装紙でラッピングされたお菓子の入った箱をどう渡そうかなって、なんて言おうかなって



それだけでいっぱいいっぱい。





しばらく隅っこから見ていると、






涼太「お礼にジュースおごったげる。」





そう言って私の方へ来てくれた。






あ、今から渡すんだってふと自然と思った。






メンディー「いーよ、俺が奢る」




玲於「アホかっ！！」




メンディー「おめぇ一応俺年上！！！」





玲於「すみませんけど、今の俺の発言は正当だと思います！！！！」




メンディー「はぁ？ねぇ、違うよね？」





龍友、裕太、隼「いや、間違いなく玲於が正しいっすね」




玲於「頼むから空気読んでください」



龍友「ほんまやわ、俺はAちゃんの努力を無駄にしたない」



メンディー「え！？空気読んでんじゃん！
やっぱここは最年長が奢らないとなって」



隼「でも、言ってたかがジュース…」



裕太「メンさんならもっといいもん奢れるじゃないすか」





亜嵐「頼むからみんな仲良くして、、、」







そんな話がされてることも知らず、






私は涼太くんとこの部屋をあとにした。

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