I'm crazy crazy for you.

▽ ページ25

涼太「めっちゃ亜嵐くん見てんじゃん。」





『わっ！！涼太くん！お疲れ様です！』




亜嵐「あ、涼太も龍友くんも来てたんだ！


どう？ボーカル組は！」



涼太「順調だよ！でもちょっと訂正があって、ここなんだけど、、、」




それでまたみんなで話し合い。





私もスタッフとしてライブ回りたくてウズウズする、、、、



まだそんなレベルにまで達せてない自分が悔しい、、、





しばらくすると話し合い終わったみたいで、





またパフォーマーとボーカルで別れてリハ







その別れ際、なぜか涼太くんに手首を掴まれてそのまま






『な、、、なんで！？』





涼太「パフォーマーばっかじゃなくてボーカルも見てよ」





『あ、そゆこと！』




涼太「それじゃこの子連れてきまーす」




龍友「連れてきまーす！返しませーん」




隼「えぇ〜！！！」



『いってきまーす！』




亜嵐「いってらっしゃーい

さ！パフォーマー組もやるよ！」




閉まりゆく扉の隙間から聞こえる亜嵐くんの声が聞こえる。





パフォーマーの皆さんの声がどんどん遠くなって行くけれど



私の手首を握って離さない涼太くん




涼太くんの手はあったかくて




見た目はキャシャなのに手はゴツゴツしてて腕も男らしくて




涼太くんって、子犬みたいとか王子みたいって言われてるけどやっぱり男の人なんだなって思う。




『涼太くん、私道わかるから手離してもいいよ？』




涼太「え、いいじゃん。だめ？」




『だめじゃないけど、どうして？』




龍友「Aちゃん、それは聞かないのが鉄則笑笑」




『え！そーなんですか！？すみません！』




龍友「いや！そんな謝んなくていいよ！？

仕事的にアウトなんじゃなくて、男的にアウトってこと」




なんじゃそりゃ？？？



男的にアウトって言われても、、、


私女だからわかんないなぁ？




龍友「Aちゃん首傾げとる笑笑」




涼太「龍友くん、Aちゃんで遊ばないでくださいっ！！」

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