I'm crazy crazy for you.

I don't know how to love. ページ20

Aside



亜嵐「そういう意味の王子様ね！


ま、Aが恋なんて10年早いわ！笑」



『そんなにじゃないもん！！』



龍友「今彼氏とかおらんの？」




『彼氏なんていたことないですよ笑』



隼「でも、好きな人くらいはいるでしょ？」



『実を言うと、


私恋したことないんです。


好きとかなんかよくわかんなくて、、、』



裕太「男の子とかに好きとか言われたことあらへんの？」



『それは何回かあるんですけど、その好きって気持ちがどう言うのかわからなくて、、、


相手がそう言う意味で好きで、その想いまで伝えてくれてるのに、私嘘ついて付き合うとかできません、申し訳なくて、、、』



メンディー「どんだけピュア少女なの！」



龍友「男の子と喋っててドキドキするとかは？」



『ドキドキってなんですか？』



玲於「心臓の鼓動早くなったり、なんかやたらと急に暑くなったりとか」



『ないですね。たぶん、、、


私も出来るものなら恋とかしてみたいんです。

私の友達、彼氏いるんですけどほんとその子可愛くて、、、


いつかそんな恋ができたらなってすごく憧れます。』




なんで私には 好き って感情がわからないのかな？




私がそんなに子供なのかな？





自分でぐるぐる考えるとほんと不安になる。




一生恋できないのかな



運命の人なんていないのかなって。





私の心に寂しいって感情のフィルターがかかりそうだったそのとき、




涼太「Aちゃんならできるよ。


きっといるよ、Aちゃんが本当に好きって思える人。


絶対いるから、そんな悲しい顔しないの」





そういって、




優しく笑いかけながら、でもどこか切なそうな表情をして私の頭を優しく撫でてくれた涼太くん。






そのおかげで、




寂しいフィルターがかかるどころか





心がポッとあったかくなって




今まで感じたことのないような




暖かさを感じた。

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