貴族の恋愛《お前は俺のモノ》

第5話 ページ7

・・・


今日で、会社2日目！！


たくさんの書類を持っていたら、



つまづいて、全部落としちゃった…



貴「あー！…うそ…」




？「大丈夫？」




私に微笑みかける人…





目の前にいるのは、まるで…天使…！






？「落としちゃった？……はいっ。」




貴「ありがとうございます！」




？「どうせなら、運ぶよ？どこまで？」




貴「いいんですか！？えっと、

エレベーターで社長室までです！」



2人でエレベーターに乗った。




涼「俺は、片寄涼太。」




貴「私は、園花Aです！新しく入ったのでよろしくお願いします！

数原社長のところです。」




涼「びっくりしないの？俺の名前に…」




貴「いや…とくには〜…」




涼「龍友と亜嵐の弟だよ。」




じゃあ、この人も貴族！？！？




涼「驚いたよ。俺たち目当てじゃない女の子が、

この会社に入って来るなんて。」





貴「みんな…そうなんですか？」




涼「うん、でもAちゃんは、違う…」





突然、顔が迫ってきた。



焦った私は、




貴「つきました！ここで大丈夫です、

ありがとうございました！」




無理やり離れた！←






・・・・






貴「社長！書類、持ってきました！」




龍「ありがとう。」




貴「では、失礼します。」




龍「頼みがあるんやけど、
次の宿泊先に行って、ホテルをチェックしよう
と思ってるんやけど、
僕と行かへん？」






貴「私なんかでいいんですか？」





龍「うん。」





貴「あっ、じゃあ行きます！」





私は、社長室を出た。





裕「すっかり、気に入られちゃったな。」





貴「いい事じゃないの？」





隼「最初はそう思うかもね。」





玲「ホテルで、何かあっても知ーらね！」





メ「心配してやりなよ〜〜」





貴「行ったら何かあるの？」





隼「まぁ……襲われる。」キラーン！





玲「キメ顔で言うな。」




メ「Aちゃん、純粋だからね。」





貴「襲われる…？純粋…？」





裕「まさか、分かっとらんの？」





貴「いや、まぁ…分かりますけど…///…」





メ「分かってるんかい！！」





貴「私にそんなことするかな〜？」






隼「可愛かったらするんじゃない？」






貴「社長を悪く言いすぎ、じゃないかな？」






メ「仕事仕事！いい給料もらってるんだから、

それなりのことをしないと！」





裕「はーい。」





襲うなんて…社長に限ってそんなことはね…

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