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家に着いてからは、部屋で音小さくなるまで飴舐めて待っとって、と言われたため、何をしているかはわからなかった。
それでも、事が片づいてから、父と母は個性のリスクやその対処法を包み隠さず教えてくれた。
熱やウイルスなどの影響で、簡単にタカが外れてしまう『人狼』。それを抑えるのに、父の『鎖』が適当なのだということ。
荒々しいことになってしまうのは致し方無いらしいが、リードを付けるだけでも変わるのだという。
そして、姉妹はそれぞれ両親から、個性の正しい使い方を学んできた。
＿＿＿＿＿
｢あの時は本当に怖かった。その時のこと、覚えてないって姉ちゃんは言っとるから、余計怖いって感じた。
…それで姉ちゃん、あえて父のようなデザイナーになりたかったんかも。人を傷つける力を持っとるからこそ、傷つけないようにするために。
適材適所って言葉があるみたいに、私の個性は姉ちゃんを助けるためにもあるんやって思った。
それに、戦わずに誰かを救えるんなら、心操もヒーローに向いてる、なれるわ｣
ちらりと隣を見るが、俯いたまま話そうとする気配はない。
立ち上がり、軽く上体を反らす。
｢長いこと話聞いてくれてありがとな。…励ましにきたのに一方的に話してスッキリしてもた｣
心操｢……ったら｣
心操｢どう、したらっ、強くなれるんですか…！｣
下を向いていたのは、堪えるものがあったかららしい。
今、私が彼に言ってやれるのは、これしかない。
｢…心操人使の戦い方を身につけろ。そんで、それを見つけるために
ヒーロー科においで｣
.
ミサキ｢あ、Aやっと帰ってきた〜。2回目終わったで〜｣
｢ごめんて。…てか、なんか暗くない？というか、寒くなった…？｣
ミサキ｢…外のコレが原因やな。｣
氷壁。時代は遡ったのか。氷河期ですか。
ミサキ｢なんや赤白くんがテープくんと戦ってたんやけど、いやあ怖いなあ最近の子は。才能ありすぎやわ｣
｢まじかよ、見たかった…｣
続く (更新停止中)
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夜月ライ→みなみ(プロフ) - ○○○っとさん» すみません、コメント見逃していました…！！ありがとうございました！ (2018年8月10日 7時) (
レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
○○○っと - 夜月ライ→みなみさん» 続編おめでとうございます！！！そういえば夜月さん、他の作品のコメント欄(？)に質問が書かれていましたよ？その人の為に早めに返信した方がいいと思いますよ？(変なこといいすみません。) (2018年8月10日 3時) (レス) id: fd12d3a52b (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 、さん» すみません、ありがとうございます (2018年7月31日 10時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月31日 8時) (レス) id: 1c5ab62e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月 来-ﾔﾂﾞｷ ﾗｲ- | 作成日時：2018年7月31日 8時
