63 ページ13
13号｢お二人とも、お疲れ様です｣
｢ありがとうございます。思ってたよりも疲れました…｣
ミサキ｢私に至っては飛び入り参加でしたけどね…あかん、もう若くない…｣
姉妹が教師専用の観客席に腰を下ろしたのは、二回戦の『騎馬戦』のチーム決めの時間だった。
生徒にバレないようにこっそり退場するのがあんなに困難とは。普通に人数多いんだよこの学校。
｢…だいたい固まってきてるんですね。緑谷君を除いて｣
オール｢まあ1位だったからね。持ち点1000万にみんな近寄れないんだろうね｣
ミサキ｢うわあ、えげつな。そんなん私も嫌ですよ。てか初めましてですね。この子の姉のミサキです｣
オール｢あ、はい、初めまして…｣
｢姉ちゃん、他の先生にちょっかいかけんのやめなさい。すみません、テキトーに流してくれて大丈夫ですから。｣
ミサキ｢いつになく冷たいな、A｣
だって、その人オールマイトやで。
なんて言えんやろ。さすがに。
｢…あ、ちょっと先輩のとこ顔出してきますね。あの人ほっといたら何も口にせんやろし、ドリンクでも差し入れてきます。姉ちゃんもいこ。｣
ミサキ｢ここ居らなあかんのじゃないん？｣
｢チーム決めの時間のうちにササッと済ましたらええねんて。ほらはよ！｣
ミサキ｢えー？じゃあすみません、席外します｣
13号｢はい。いってらっしゃい｣
オール｢相澤くんたちによろしく｣
｢はーい｣
売り子をしている経営科の生徒からスポドリとサンドイッチを購入し、放送席へ向かう。
観客からチラチラ見られてる気がする。この前正式発表したばかりだけど、そこまで大きくはならなかったし、知らない人はそっくりさんだとでも思っているのだろう。
気にしない気にしない。
｢先輩方、お疲れ様です｣
マイク｢おお！姉妹でご登場か、ウケる！｣
｢いや、ウケられても困るんですけど。これ差し入れです。｣
マイク｢サンキューな！後で貰うわ、まだ仕事が残ってるからな｣
ミサキ｢二回戦、騎馬戦ですよね。誰が残ると思います？｣
マイク｢ん〜、申し訳ねぇが俺は
｢ま、マトモ発言しとる…！！すごぉ…！！｣
マイク｢ん？？｣
マイク｢って、話してる間にそろそろ時間だ。早く戻って彼らに楽しませてもらおーぜ！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - ○○○っとさん» すみません、コメント見逃していました…！！ありがとうございました！ (2018年8月10日 7時) (
レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
○○○っと - 夜月ライ→みなみさん» 続編おめでとうございます！！！そういえば夜月さん、他の作品のコメント欄(？)に質問が書かれていましたよ？その人の為に早めに返信した方がいいと思いますよ？(変なこといいすみません。) (2018年8月10日 3時) (レス) id: fd12d3a52b (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 、さん» すみません、ありがとうございます (2018年7月31日 10時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月31日 8時) (レス) id: 1c5ab62e67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜月 来-ﾔﾂﾞｷ ﾗｲ- | 作成日時：2018年7月31日 8時
