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信玄｢同盟の話、いきなりで驚いたが悪くない。引き受けよう。｣
城下町を回った２日後。視察に出ていた信玄が帰城し、改めて白萩との領地との同盟及び貿易を成立させた。
白萩｢よかった。武田が後ろ盾ならば我が領地も安心だ。金が必要になればいつでも我に頼るがいい。｣
信玄｢そりゃ頼もしいな。んじゃあ、これからよろしくな。｣
裕一郎｢…短い間だったけど、すごく楽しかった！A、元気でね｣
｢私も楽しかった。裕一郎、助けてくれて本当にありがとう！｣
博幸｢そろそろ行こうか。白萩様たちの話し合いも折り合いがつく頃だからね｣
裕一郎｢…はい。っA、寂しくなったらいつでもおいでよ。待ってるからさ。｣
｢…ありがとう｣
涙が溢れぬよう、左手を強く握りしめる。手のひらに爪が当たるが、我慢だ。
白萩や裕一郎たちの乗った馬車が見えなくなっても、ずっとその道を眺めていた。
信之｢…A、相談したいことがあるから、中に入ろう。｣
｢…はい。｣
見送ってからも、Aは泣かなかった。ここでは、強くあるべきだと自然と思った。
信之についていくと、部屋には昌豊とまた知らない人狼がいた。
昌豊｢やあ、この前ぶり。｣
？？｢この子が、文の人狼だね。初めまして。｣
この城では人狼が沢山いるのだと興味を持つ反面、人見知りを発揮してしまいうまく近づけない。
すっかり懐いた信之の脚にきっちりしがみつき、金色の毛色の人狼の様子を伺う。
信之｢ほらほら、頑張って挨拶してみよう。大丈夫。この人狼も俺らの仲間だよ。｣
信之が優しく諭すが、Aの緊張と警戒心は落ち着きを見せない。
昌信｢そこまで離れられると傷つくなあ。僕は高坂昌信。昌信って普通に呼んでね。｣
なんだ。この男は。笑顔が作り物みたいにみえる。笑顔に慣れているのか。という印象だ。
さらに眉間にシワがよったところで、昌豊がおはじきを取り出す。
昌豊｢まあ、僕にもそんな感じだったし。A、みんなで遊ばない？そしたら打ち解けるかも。｣
昌豊の案は最善にして最高だった。少し手加減しながら始めたが、Aの圧倒的な持ち数にだんだん本気になっていった。
昌信｢っあああ、ちょっと強くない？聞いてないよ！｣
｢…んひひ、へたっぴ｣
昌信｢いいよ、そこまで言うなら本気でやるからね！｣
昌豊｢ご飯までに、決着つけばいいんだけどね｣
信之｢さて、どうだろうな｣
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こむ - もう更新はしないんですか、、、、 (2020年12月11日 17時) (
レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊夜蝶(プロフ) - とっても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます (2020年3月4日 17時) (レス) id: 0d3412a237 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 鈴蘭さん» 閲覧ありがとうございます！信春さん押し！？私もです！！まだ全然出てないけど、登場まで少しお待ちください…！！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます！昌豊さん推しですか！可愛いですよね！！まだまだ主ちゃんと遊んでもらうので見ててください！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 理衣さん» ありがとうございます！亀更新で申し訳ないですが、飽きずに見ていただけると嬉しいです！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2018年1月15日 8時
