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惟住｢っお前、いい加減に＿＿｣
紫苑｢っ桜咲！！まだここに居たの！ちょっと不味いことになったから手伝って！！｣
｢……すぐ行く｣
紫苑の背中を追い、廊下を走り抜ける。惟住はついては来なかった。
惟住。名前は聞いたことないが、信長に仕えてる手前、下手に名乗れないのだろう。
偽名を使ってまであの部下を回収する必要があったとすれば、信長の名に傷がつかぬようにするための、いわゆる隠蔽工作だろう。
甚だしく怒りが収まらない。こんなことで仕事に支障を出すわけにはいかないのに。
紫苑の横に並び、不味いことの内容を確かめる
｢それで、何があったの｣
紫苑｢客が、裏口から忍び込んで、姐さん達に奉仕しろって迫って、でも時間外だって説明したら、逆上して、閉じこもって｣
｢客は男よね、一人？｣
紫苑｢それが、複数だけど、明確な人数が分からなくて、あと、姐さん達の中に、気梅さんもいて｣
｢……気梅、姐さんも？｣
紫苑｢足とめんな！あの人のために、力貸して！桜咲…Aは嫌かもしれないけど、あんたの力で助けて！｣
｢！？なんで、私の名前…！｣
紫苑｢っあのね、あんた昔から寝言が大きいのよ！自分のこと名前呼びなの、そろそろ直しなさいよね！｣
｢っはは、そんなことでバレちゃったのか｣
紫苑｢それと、A、はあんまりその面と頭巾取らないでしょ？その理由も、気梅さんと私と椿さんしか知らないから｣
｢……"人狼"なのも、バレてたの｣
廊下から空き部屋にはいり、天井板を外す。相手のいる部屋さえ分かっていれば、上から奇襲する方が手っ取り早いし、不意をつきやすい。
紫苑｢月牙族ってバレれば、色んなところに高値で売られること知ってる。でも、友達が遠くに行くなんて、寂しいじゃない。だから、ずっと黙ってたしこれからも黙っとく｣
｢紫苑……｣
紫苑｢さっきも言ったけど、ずっと隠してたってことは、バレるのが嫌だったってことだろうけど。助けて欲しいの、どうしても、みんなを。その力で｣
＿＿＿
＿
｢私、強くならなきゃって、思ったよ。守るために、強くならなきゃ、そうじゃないと、ダメなの！｣
｢しんげんさま、私、強くなりたい。弱いまんまで、みんないなくなっちゃうのが、すごく、怖いよ…！！｣
信玄｢ならA。一緒に強くなろうぜ。傷つける為じゃない。大事なもの自分の手で守れるようによ。｣
＿
＿＿＿
守るために、戦え。
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こむ - もう更新はしないんですか、、、、 (2020年12月11日 17時) (
レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊夜蝶(プロフ) - とっても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます (2020年3月4日 17時) (レス) id: 0d3412a237 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 鈴蘭さん» 閲覧ありがとうございます！信春さん押し！？私もです！！まだ全然出てないけど、登場まで少しお待ちください…！！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます！昌豊さん推しですか！可愛いですよね！！まだまだ主ちゃんと遊んでもらうので見ててください！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 理衣さん» ありがとうございます！亀更新で申し訳ないですが、飽きずに見ていただけると嬉しいです！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2018年1月15日 8時
