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信之｢よく来てくださった、白萩大名殿。武田軍臣下の真田信之だ。今回の交渉役と案内役を賜っております。｣
白萩｢出迎えご苦労である、真田殿。武田殿は御不在なのか？｣
信之｢申し訳ない、白萩殿。只今信玄は、公務の視察のため領地内のすべての村を回っております。今回の交渉の書状を送ったのも、代理を務める私によるものです。｣
白萩｢ほう。代理といえど、そこまでして良いものなのか？｣
信之は苦笑し肩をすくめる。
信之｢万が一のことになるのであれば、責任は私が全て負います。｣
白萩｢なるほど。武田殿にかなり信頼されておるのだな。いや、試すようなことをしてすまんかった。｣
白萩の嫌な冗談を特に気に留める様子もなく、城の中へ案内する。だだっ広い応接間と、向かいの客間の２手に人を通し、それぞれを待機させる。
信之｢おや、だめだよお嬢さん。今から難しいお話するから、向こうのお部屋で待ってて｣
白萩｢いや、すまんがこいつも同席させていただきたい。｣
信之｢…は？｣
信之は気の抜けた声を出し、目をぱちぱちさせ一時的に固まった。
はっと我に返ると、驚きを隠せないと言わんばかりの顔で博幸に向き直る。
信之｢もしかして、先日の端書の人狼というのは…！？｣
博幸｢は、はい。彼女のことです。申し訳ございません、ちゃんとお伝え出来ていなかったようですね…｣
信之｢いや、僕も人狼と聞いて、てっきり男の子だと思い込んでて。そうか、女の子か…｣
白萩｢それでは、その件について話し合おうではないか。｣
その場で考え込んでしまいそうだった信之を白萩が諭す。
信之｢これは、失礼しました。では、こちらに｣
30畳ほどの広さで、丸い窓が特徴の落ち着いた雰囲気の部屋だった。採光もなかなかある。
信之｢それでは、本題に入ります。まず、『白萩領と武田領の同盟』の話から＿｣
会議が始まった。
あくまでAの出番は、ここに預けてもらえるかどうか、ということだけなのでこの難しい話には不参加だ。
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こむ - もう更新はしないんですか、、、、 (2020年12月11日 17時) (
レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊夜蝶(プロフ) - とっても面白かったです!更新頑張ってください!応援してます (2020年3月4日 17時) (レス) id: 0d3412a237 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 鈴蘭さん» 閲覧ありがとうございます！信春さん押し！？私もです！！まだ全然出てないけど、登場まで少しお待ちください…！！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます！昌豊さん推しですか！可愛いですよね！！まだまだ主ちゃんと遊んでもらうので見ててください！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ライ→みなみ(プロフ) - 理衣さん» ありがとうございます！亀更新で申し訳ないですが、飽きずに見ていただけると嬉しいです！ (2018年5月27日 9時) (レス) id: 7df48d7d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2018年1月15日 8時
