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あ、モトキくんいた。待たせちゃったな。
もう少しで駅に着くという時にモトキくんを見つけて私は小走りでモトキくんの元へ行った。
A「待たせちゃってごめんね。迎えきてくれてありがとう」
モトキ「全然まってないよ。大丈夫。仕事お疲れ様。」
私たちは歩きながらでは会話ができない。
でも、モトキくんの表情から楽しみにしているのがわかった。
逆にモトキくんは私が緊張しているのに気がついているのかもしれない。
15分ほど歩いて、マンションの前に着いた。
A「モトキくんここ?」
モトキ「そうだよ。メンバーに会わせたいんだ。」
A「メンバー?モトキくんどんなお仕事してるの?」
モトキ「まぁ、それはメンバーに会ってからのお楽しみ!行くよ!」
A「ちょっと!まってよ!」
モトキくんがどんどん先に行くから私は置いてかれそうになった。
エレベーターの中、私はちょっぴり不機嫌だった。モトキくんは隣で笑ってるし…。
エレベーターから降りて部屋の前に着くと、モトキくんがチャイムを鳴らした。
?「はーい!いらっしゃいモトキ!!と…?」
この時出てきた人が、私の未来を変えるなんて思いもしなかった…。
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作者名:yui | 作成日時:2020年7月27日 19時