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一週間後。
私は退院した。それと同時にマサイくんの家に引っ越しをした。
マサイ「今日からここがAの家だよ。一緒に楽しく過ごそうね。改めてよろしく！」
A「マサイくんありがとう。こちらこそよろしくね。」
こうして私たちの同棲生活が始まった。
マサイ「A。ここで暮らす上でのルールを決めようか。」
A「ルール？」
マサイ「そう。まず一つ目は、困ったことやわからないことがあったらすぐに俺に言うこと。」
A「はい。」
マサイ「二つ目は、家事は二人で分担しよう。お互い仕事もあるから、できない時は事前に行って相手にお願いしよう。」
A「わかった。」
マサイ「三つ目は、この家の物はなんでも好きに使ってオッケー。ただ俺のデスク周りは注意してね。」
A「はい。」
マサイ「最後は、毎日からなず一緒に寝ること。」
A「はい…。って、え？本気？」
マサイ「本気だよ笑 どんなに忙しくても寝るときは一緒がいい。」
A「努力します…。」
するとマサイくんが「ん」と言って両手を広げた。
私はマサイくんの胸に飛び込んだ。
優しく抱きしめてくれてほっこりした。
これから毎日一緒にいられるなんて幸せだな。
色々と楽しみだ。
A「マサイくん大好き。」
マサイ「愛してるよ。」
その言葉がとても嬉しかった。
マサイ「A。Aが20歳になったら結婚しよう。俺ずっと一緒にいたい。誰にも渡したくない。おじいちゃんおばあちゃんになっても隣にいてほしい。大変なこともたくさんあるけど、一緒に乗り越えて行こう。」
びっくりした。ハグをしたまま、マサイくんが急に話し始めた。
涙が止まらなかった。これは悲しい涙じゃなくて、嬉しい涙。
マサイ「また20歳になったらちゃんとプロポーズさせて。ただ、今の俺はこうやって考えてるってことを知ってて欲しかった。」
A「ありがとう。嬉しい。プロポーズ待ってるね。」
ありがとうマサイくん。これからもよろしくね。
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作者名：yui | 作成日時：2020年7月27日 19時
