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みんなが帰ってマサイくんと2人になった。
マサイ「みんなにお祝いしてもらえてよかったね。」
A「私幸せだよ。ありがとう。」
マサイ「どうする夜何か食べれそう?」
A「ごめん。お腹いっぱいで無理そう笑」
マサイ「だと思ったよ笑Aのことだから食べれないだろうなって思って用意しなかった笑」
するとマサイくんは隣の部屋へ行き、何か持ってきた。
マサイ「Aお誕生日おめでとう!これからも俺の隣で笑っててね。」
そう言って渡されたのはTiffanyのネックレスだった。
A「こんな素敵なのもらっていいの?ありがとう。嬉しすぎるよ。」
私は涙ながらに書いた。
好きな人に誕生日を祝ってもらえる日が来るなんて思っていなかった。
A「マサイくん本当にありがとう。」
マサイ「喜んでもらえてよかった。お互い忙しくなると会えない日が続くから、これをつけて俺を思い出して欲しい。」
A「毎日つけるね!!」
本当に嬉しい。ありがとう。
マサイ「さっきシルクたちが言ってた話だけど、Aはどう思う?素直な気持ち聞かせて。」
A「すごく嬉しかった。普通に音が聞こえたらどんなにいいだろうって何度も思ったことがある。でも叶わないと思ってた。だから、言われたとき本当に、本当に嬉しかった。」
マサイ「俺も嬉しかったよ。みんながAのことを大切に思ってくれてるのがわかったし。さっきも言ったけど、俺は手術を受けて欲しい。よく深いかもしれないけど、もっと幸せになりたい。一緒に幸せになろう。」
A「でも自分で稼いだお金じゃない。みんなの負担になるようなことはしたくないよ。それに私はみんなになにが出来るのかな…。」
マサイ「みんなAと話したい、楽しんで欲しいその気持ちがあるから出すって言ってくれたんだと思う。負担だなんて思うことないよ。今はできないかもしれないけど、聞こえるようになって、今よりもっと元気で楽しそうなAの姿をみんなに見せられればそれでいいと俺は思う。」
A「みんなの言葉に甘えてもいいかな。」
マサイ「いいんだよ。手術を受けるにあたって、辛いこと大変なことがたくさんあると思う。俺は全力でAを支えるよ。話す練習とか一緒に頑張ろう!」
A「ありがとうマサイくん。私がんばるね。」
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作者名:yui | 作成日時:2020年7月27日 19時