#13 ページ13
マサイside
短い時間だったけどたくさんAちゃんと話すことができた。
Aちゃんはビックリするくらい小食で少し心配になった。
でも、すべての料理が美味しかったと喜んでくれた。
家まで送り届けて別れ際、Aちゃんはすごく悲しそうな顔をしていた。
俺はこの数時間で嫌われるようなことをしたのだろうか。
なにか嫌なことをしてしまったのではないか。
本当は美味しくなかった?嫌いなものがあった?
色々と考えたけど思う所がない。
次はドライブに行く約束をしたが、会ってくれるだろうか。
もう二度と会ってくれなかったりして?
そんなのは絶対に嫌だ。
不安だったからモトキに連絡してみた。
マサイ俺Aちゃんに嫌われたかも。
モトキ急にどうしたんだよ笑
マサイ今日ご飯行ったんだけど、最後にすごく悲しそうな顔された…。
モトキいつからそんなに仲良くなってたんだよ!笑 Aのことだから大丈夫だよ。
マサイなにが大丈夫なんだよー!俺は真剣なの
モトキ何?マサイもしかして好きになっちゃった?
マサイ初めて一目惚れしたよ。俺は本気。
モトキそっか。俺はどっちのこともよく知ってるから応援するよ。ただしAのことを泣かせたら許さないからな。
マサイわかってる。
モトキAなりに色々と考えてるから、悲しそうな顔したんだよ。あいつのことだからまた余計なこと考えてるよ笑
マサイんー。もう少し仲良くなればわかるのかな?俺頑張るわ。
モトキがんばれよ!
余計なこと考えてるか…。
Aちゃん大丈夫かな?
変に思いつめてないといいけど…。
マサイ今日はありがとう。楽しかったよ。おやすみ。
そうAちゃんにLINEしたけど、返信はなかった…。
46人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yui | 作成日時:2020年7月27日 19時