ダチュラの花 (ページ15)

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大「よしっ。スポドリはこんくらいで大丈夫だと思います。」

『髙塚くん。本当にありがとうね。』

無事髙塚くんに教えられてスポドリ作りは終了。

あとはこれを練習室に持ち帰るだけ。

『さてと、戻ろっか。(ﾋｮｲ』

大「‼えっと‥スポドリ重くないんですか‥‥⁇」

『ん?別に少し重いなーってくらいだよ。』

大「あ、そうですか‥じゃあ、行きましょう‥」

『あ、うん。』

あぁ。もしかして返答間違えちゃったかしら。

‥‥まぁ、いっか。

『戻りました～。』

由「Aちゃん‼スポドリ作り大丈夫だった～⁇」

『はい!髙塚くんが教えてくれたので早く済みました。』

由「そっか、大夢もありがとね。練習戻って大丈夫だよ～」

大「あ、はい。」

由「あ、そうだ。Aちゃんって休日空いてる⁇ダンス部って結構練習とかあるんだけど。」

練習‥⁇‥まぁあるに決まってるか。このダンス部は強豪だし。

由「去年に久世高校に転校生が来て、しかもその人がダンスめっちゃ上手い人なんだよね～‥。」

『あぁ‥久世高校が全国に行ったのもその人が来たからでしたっけ‥?』

由「まぁ結構有名になったもんね～‥去年に久世高校に転校してきていきなりダンス部を全国制覇させた立役者だもん。」

『‥立役者‥‥』

由「そう。久世もダンスの名門校ではあったんだけどうちの高校に県大会で負けてしまってたんだよね。だけど去年からは変わった。」

由「川尻蓮くんが来たから。」