続き ページ4
いつも、学校へ行くために待ち合わせている所へ行って待っていると、すまん。と言いながら走ってきたシャオロン君が目を見開いて言った。
｢ど、ど、どしたん！！？｣
『髪の毛？ちょっと切ってみた！』
｢ちょっとやないやん！めちゃ切ったやん！なんかあったんか？めちゃ、似合ってるけど.......｣
『本当！？似合ってる？嬉しい〜。』
｢もしかして、A俺の好きな髪型知ってたん？｣
『いや、まぁ〜。そんな事はおいておいて！学校行くぞー！！』
と、半ば強引にシャオロン君を学校に連れていき一日が始まった。
授業中ふと、シャオロン君と目が合ってしまって3秒くらい固まったあと、ニコッと笑ってくれて、かっこよくて、目を逸らした。
そんなこんなで一日は終わった。
いつも通り帰りながら、シャオロン君は言った。
｢明日から土日とも親旅行行くみたいでな。休みなんや！やから、A、お泊まりせん？｣
『え？！いいの？』
｢言いに決まっとるやろ！｣
『シャオロン君の家は遊びに行った事あるけど、泊まったりしたこと無かったからな.......楽しみ！』
スッと手が当たる。
ビクッと反応するとそのままの流れで手を繋がれた。
『あ........』
｢そや。授業中目合ったのに逸らしたやろ！あの後笑っとったのに、一人で笑ってるヤバいやつやん！｣
『......な、なんの事だか。』
｢まぁええわ。｣
自分たちの家に帰るためにここで別れる。
｢じゃあ、荷物もって準備出来次第家来てや！｣
『うん、分かった。』
｢あ、それと。｣
私の顔に近づいてシャオロン君がは言った。
｢じゅ・ん・び、しといてな？w｣
後でな〜。と手を振って家に帰っていった。
え？準備って何？もしかして、アレ？いやいや。自意識過剰過ぎるだろ？え、でも、でも、
心臓がドクドクと音を鳴らせる。
じゅ・ん・び、しといてや。
脳内再生される。
頭を抱えしゃがみ込む。
『心臓、溶けそう。』
君の言葉はどんな意味ですか？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
見ていただきありがとうございました。
shaさんがどんな意味で言ったかは皆さんのご想像次第です。
今回も前回と同様にtwinkle nightという曲を使わせてもらいました。
多分、次も同じ曲になりそうです笑
それでは以上さとうでした。
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作者名：さとう | 作成日時：2021年10月9日 9時
