拳が8つ ページ8
『そっかそっか、強くなりたいのか』
微笑を浮かべたままエースに話しかけると
エースは何も返事をせずに固まってしまった
・
『…………エース？』
「_______ッ!!!!」
不思議に思いゆいが名前を呼ぶと
エースは顔を真っ赤にして飛び上がり「いきなり名前呼ぶんじゃねぇ!!」と逆ギレ
『えぇ……じゃぁなんて呼べばいいの？エースくん？』
「そーゆー問題じゃねー!!」
問いかけてもまた逆ギレ
相変わらず変な奴だなとゆいが思っていると
「そんな事より強くなる方法だ!!」
まだ顔を真っ赤にしているエースがゆいに近づき問い詰める
『………顔真っ赤だけど大丈夫？風邪？』
「はぁ!?なわけねーだろ!!こんなあっちー日にっ…………ッ
ﾋｯ…ﾋｯ
・
__________ヒックシュ!!!!」
否定しようとした瞬間盛大なくしゃみをするエース
どうやら本当に風邪を引いていたらしい
『あーあ、ほら風邪じゃん』
「ちっちが…!!いいから強くなる方法を…」
『ダメ、風邪は万病の元』
風邪を認めずに詰め寄るエースを
立ち上がって制するゆい
そしてエースの前髪を上げると自分のおでことエースのおでこを合わせて体温を測り始める
「何やってんだよお前!!」
『体温測ってんでしょ、動かないで』
ジタバタと暴れだすエースの肩を抑えてじっくり熱を測るゆいとの距離感に我慢出来ないエースはプルプルと震え
少量の鼻血を垂らす
『ほらちょっと熱がある……………って、なんで鼻血でてんの』
「…………………知らねぇ…」
『……ふーん、まぁいっか』
ゆいは鼻血の事など興味なさそうに返事すると、エースの手を引いて木から降りる
「おい!!俺は強くなる方法を……!!」
『風邪ひいてる人が言うことじゃない』
「………俺は風邪なんて!!」
『ひいてるの』
そう言い風邪を認めないエースを引きずりながら半ば強制的に小屋へ連れ戻すと
「今日は外出禁止」とゆいに言われ部屋で寝かされる
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星猫 - そうですか。一緒に合作しませんか？もちろん、貴方の知ってるアニメで。 (2021年4月5日 18時) (
レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
爆音小僧(プロフ) - 星猫さん» すみません、ドラゴンボールもよくわからないです(T ^ T) (2021年4月5日 18時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 高評価しました！一緒に合作しませんか？ドラゴンボールは知ってます？ (2021年4月5日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆音小僧 | 作成日時：2021年4月4日 18時
