赤のパーカー、前髪長め。【渋】

♯ お話、いいですか？♯ ページ14

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『 どこから来たのー？』



『 茜って呼んでいいかなぁ？』



『 LINEふるふるしよーぜ！』







「 すごいね、山下さんの周り。」



丸「 っていうか、あの子 すばるくんの家のインターホンに出た子やんな？声的に。」



「 っぽいよねー。どういう関係かしらねー。」



丸「 …気になりますねぇ？Aちゃん。」





彼女さんじゃないと思うけどなー、って

私の頭をぽんぽんする丸山くん。



やっぱり丸山くんには なんでもわかっちゃうのかな、なんて。





横「 おいAっ！」





純白の声に振り向けば、山下さんが立っていて。





茜「 ぁの…お話、いいですか？」



なんて言うもんだから





「 あ、はい…。」



うなづくしかないでしょーが。







(( えぇなぁ、山下さんに話しかけられて…。))



(( Aのことは、なんでもわかるから。))



(( 話ってなんなんだろ？ ))



(( ここ、使われてない教室とかないのかしら。))





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