No.67［「ヒーロー殺しステイン」その余波］ ページ18
(ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ)
緑「！花園さん？」
花「いずく！大丈夫か？」
緑「だ、大丈夫だよ！でも…なんで花園さんが？」
花「ベストジーニストがいいって」
緑「えっと…？」
轟「俺らの事を聞いて職場体験先のベストジーニストさんに頼んで来たらしい」
緑「な、なるほど…でもいいの？職場体験」
花「？いいっていわれたからいいだろ？」
緑「そ、そうだね…？」
轟「緑谷…飯田今診察終わったとこなんだが…」
飯「…左手、後遺症が残るそうだ。」
緑「！？…後遺症…っ…」
飯「両腕ボロボロにされたが、特に左のダメージが大きかったらしくてな、腕神経叢という箇所をやられたそうだ。とはいっても、手指の動かしずらさと、多少の痺れくらいなものらしく、手術で神経移植すれば治る可能性もあるらしい、ヒーロー殺しを見つけた時、何も考えられなくなった。マニュアルさんに先ず伝えるべきだった…なのに怒りで我を忘れてしまった…」
緑「ちょっ…ちょっと待って！！それは…その…花園さん居るし…」
花「？」
轟「大丈夫だ。癒狐は全部知っている」
緑「知ってるって…？」
花「みたんだ。せんりがんで」
緑「千里眼！？え？えっ！？」
花「またこんどだ」
緑「う、うん。そうだ！花園さんに腕治してもらえないかな？」
花「わたしもそういった…でも…」
飯「あぁ、奴は憎いが、奴の言葉は事実だった…だから、俺が本物のヒーローになれるまで、この左手は残そうと思う。」
轟「…飯田」
緑「飯田くん！僕も同じだ…一緒に強く、なろうね…！」
飯「…うん。」
緑「うん。」
轟「…なんか、悪ぃ…」
緑「？なにが？」
轟「…俺が関わると…手が駄目になるみたいな感じになってる…」
緑・飯「え？」
轟「…呪いか…？」
緑・飯「ｯﾌﾟ…笑笑」
緑「轟くんもっ冗談言ったりするんだねっ！」
轟「冗談じゃねぇ！ハンドクラッシャー的な存在にっ！」
緑・飯「「ハンドクラッシャーッ！！笑笑」」
花「…？わたしの手はぶじだぞ！！」
轟「た、確かに…癒狐気を付けろよ…本当に呪いかもしれないからな…」
花「わ、わかった！」
緑「大丈夫だよ！笑」
花「そうか？」
飯「そうだな笑 それより花園くん、職場体験先に戻らなくていいのか？」
花「ん？えっと…そうだ、てきとーな時間にだれかむかえにくるっていってたぞ？」
(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)
「「「！？！？」」」
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作者名：あぉた | 作成日時：2019年5月26日 16時
