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純喜side
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不貞腐れた子どもみたいに口を尖らせたAは「大体アイツ、全部勝手なんですよ」と悩みのタネとやらのやつのことを話し始めた。
高校の時に付き合って、フラれた元カレから急に「ヨリを戻したい」と連絡がきたこと。
仕事も忙しいし会えないからという理由で断ったものの、「本当に好きなのはAだけだ」と夜中まで電話がかかってきたこと。
それでも、一番長く付き合った人だし一番好きだった人だから無下にできないと。
ちなみに今も連絡が来ているらしい。
「これって今でもその人を好きってことなんですかね」と最後に呟いて小さくため息をつくA。
純喜「……いやちゃうやろ」
『…そうですか？』
純喜「優しすぎんねんAは！Aの良さも分からんとフったヤツなんか相手にせんでええ！」
『ふふ、ありがとうございます……えぇ〜、でもなあ…』
瑠姫「…復縁を即決できないならちゃんと断った方がいいと思うけど」
Aをじっと見つめて言う瑠姫に、「私も友達がこの立場なら同じこと言いますよ」と口角を上げる。
「でも好きって理屈じゃないじゃないですか」と頬杖をついて言うAになんかちょっとモヤッとした。
………Aに想ってもらえるやつは幸せやろうな、
なのにフっといてノコノコ戻ってくるやつになんか優しくせんでええ。ほんまに。
なんて言えば納得してくれるやろうか、と考えを巡らせていると瑠姫がまた口を開いた。
瑠姫「そいつはAを幸せにしてくれそう？」
『うーん……分かんないですけど…好きだし多分？』
瑠姫「俺はAの話聞いてただけでもそうは思わなかったけどなあ」
『そう、ですか？』
瑠姫「急に連絡はまだしも、夜中の電話とか仕事中の連絡とかは普通にAのこと考えて無さすぎだろ」
「なあ？純喜」と急に振られて「お、おぉ確かに」と答える。
「もっとAのこと大切にしてくれる人なんていっぱいいるんだから、他を選びなよ」と言ってドヤ顔で足を組む瑠姫に「おぉ……！」とAと2人で拍手した。
そのままずいっとAに顔を近づけて「俺とかね」と微笑んだ瑠姫をイスごと遠くへやってやった。
瑠姫「おぉいぃ！純喜！」
純喜「A、瑠姫だけはあかんで」
『んはは、2人ともありがとうございます』
瑠姫「…俺らがいるんだから、変な男に捕まんなよ」
純喜「瑠姫はあかんで」
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るんきのお悩み相談室
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てりたま。(プロフ) - みなとさん» コメントありがとうございます！作品を書いている方にそう言っていただけるのとても嬉しいです🥹🥹わーい！たくさん褒めていただいてありがとうございます！😸 ̖́- がんばりますっ✊🏻 (2022年11月15日 17時) (
レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» ありがとうございます！頑張ります〜〜！✊🏻 (2022年11月15日 17時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
みなと(プロフ) - 初めまして。通知のたびに楽しみに読ませていただいてます。今回の皆と絡みのあるお話、とても良いです！甘さばっちりです♡これからも更新楽しみにしています🥺 (2022年11月14日 23時) (レス) @page49 id: 0e21930147 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃん(プロフ) - てりたま。さん» ゆっくりてりたまさんのペースで大丈夫ですよー☺️💓楽しみにしてます💕 (2022年11月12日 10時) (レス) id: 017ea0e725 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» コメントありがとうございます！あ〜〜〜嬉しいです😭😭そのお言葉が更新の励みになります…🥹まだまだ亀更新は続きますが楽しんでもらえたら嬉しいですっ😚 (2022年11月10日 4時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てりたま。 | 作成日時：2022年4月17日 0時
