マネージャーとお悩み相談室 ページ31
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瑠姫「あ、Aやっほー」
『やっほーじゃないですよ、何してんですか私の席で』
瑠姫「帰ってくるの待っててあげたんじゃん」
社長に用事があってちょっと事務所を出てて、戻れば私のデスクに瑠姫くんがいた。
椅子に深く腰掛けてくるくると回る姿は王子様のようにも見えるし、パソコン室で遊ぶ小学生のようにも見える。
いや、後者かな。
もう一度「何してるんですか」と呆れて聞けば、「Aの悩み事聞いてやろうと思って」と当たり前のように返された。
『……別に悩んでることは無いんですけど』
瑠姫「目の下クマできてるよ」
『えっ』
瑠姫「昨日休みもらってたし、家で仕事しないAが昨日徹夜なんてしてないでしょ」
『瑠姫くん怖いです』
瑠姫「メイクで隠しても俺には無駄だから。はいそこ座って」
他のスタッフもいる中で相談するのは気が引けたので「外出ましょ」と言うとすんなり立ち上がってくれた。
空いてるミーティングルームを探して歩いていると純喜くんとばったり出くわした。
自主練を終えたところだったらしく、ちょっと事情を話すとなぜか着いてきた。(瑠姫くんは まあいっかって顔してた)
純喜「そこの会議室空いとるで」
瑠姫「じゃあここ使お」
『はーい…あ、先飲み物買っていいですか？』
瑠姫「俺コーラ」
純喜「俺は水でええよ」
『まじでこの兄さんたちは………』
先に部屋に入りながら当然のように言う2人にため息をついて、部屋のほぼ正面にある自販機に小銭を入れた。
座っている2人の前に飲み物を置くと瑠姫くんが「寝不足になるほど何を悩んでんの？」とまた椅子で回りながら首を傾げる。
純喜くんも「仕事でなんかあった？」と心配そうに顔を覗き込んでくる。
……もうすでに3分の2減ってる水のペットボトルにしか目がいかないんですが。
『実は…その、私事なんですけど……』
瑠姫「何結婚でもすんの？」
純喜「結婚！？！？！？！？」
『純喜くん声でかい！違いますよ！！元カレの話！』
瑠姫「元カレぇ？そんな過去のヤツのことで悩んでるわけ？」
『……なんか急にヨリ戻そうとか言われて、』
純喜くんにツッコミついでに本題をさらりと言ってしまった。
眉間にシワを寄せた瑠姫くんの顔には「はあ？」って書いてあるのが見えるし、純喜くんは「！？」の表情を浮かべたままだ。
自分のメロンソーダのペットボトルにあごを乗せて、もう一度ため息をついた。
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てりたま。(プロフ) - みなとさん» コメントありがとうございます！作品を書いている方にそう言っていただけるのとても嬉しいです🥹🥹わーい！たくさん褒めていただいてありがとうございます！😸 ̖́- がんばりますっ✊🏻 (2022年11月15日 17時) (
レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» ありがとうございます！頑張ります〜〜！✊🏻 (2022年11月15日 17時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
みなと(プロフ) - 初めまして。通知のたびに楽しみに読ませていただいてます。今回の皆と絡みのあるお話、とても良いです！甘さばっちりです♡これからも更新楽しみにしています🥺 (2022年11月14日 23時) (レス) @page49 id: 0e21930147 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃん(プロフ) - てりたま。さん» ゆっくりてりたまさんのペースで大丈夫ですよー☺️💓楽しみにしてます💕 (2022年11月12日 10時) (レス) id: 017ea0e725 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» コメントありがとうございます！あ〜〜〜嬉しいです😭😭そのお言葉が更新の励みになります…🥹まだまだ亀更新は続きますが楽しんでもらえたら嬉しいですっ😚 (2022年11月10日 4時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てりたま。 | 作成日時：2022年4月17日 0時
