マネージャーのお勉強 ページ14
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純喜side
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ナオトさんに用があって事務所のドアを叩けば、景瑚とAだけがいた。
机に向かっているAと、その後ろに立ってAの手元を覗き込んでいる景瑚の後ろ姿しか見えへんけど。
俺が入ってきた音に反応した景瑚がこっちを振り返った。
景瑚「あ！純喜くん来たよAちゃん！」
『純喜くん！！助けてください！』
純喜「どうしたん、…景瑚から何かされたん！？」
景瑚「違うよ失礼な奴だな」
『もう慣れました』
景瑚「何もしてないじゃん、Aちゃんもひどい」
俺を見て嬉しそうな顔をする景瑚と泣きそうな顔で振り返ったAを見て何事かと思った。
机の上を見ると韓国語のテキスト。
「ナオトさんに勉強しろって言われて、でもほんとに分かんなくて…」と半泣きで俺を見上げてくるA。
いつも話したり笑ったりはするけど、基本的に冷たく淡々とあしらってくるAのこんな姿を見たのは初めてで、ちょっとだけドキッとした。
『景瑚くんも教えるの無理って言うし…』
景瑚「俺もまだ分かんないもん、汐恩とかは？」
『1回教えてもらったんですけど私が覚えられなさすぎて、単身渡韓させるぞって言われました』
景瑚「冷た。純喜くん教えてあげてよ」
純喜「今何やってるん？」
イスに座るAの目線までしゃがんでテキストを見れば、まだ最初の方のページ。
完全に覚えるまで次の単元に進む気はないんやな、Aらしいと言えばAらしい。
「まずは覚えるコツからな」と言うとぱっと顔を明るくさせるA。
…………かわええやつやな。
景瑚「えー俺お役御免？」
『景瑚くんも一緒にやりますか？』
景瑚「いやパス。るっくん買い物に誘ってこよーっ」
純喜「また断られるやつやん」
『純喜くん、これどうしても覚えらんないです』
部屋を出て行く景瑚に笑っていると、Tシャツの裾が引っ張られた。
ナオトさんのデスクから勝手にイスを引っ張ってきてAの隣に座ると、「職員室みたい！」と笑うA。
珍しく年相応の女の子のように笑うAに、本日二度目、やっぱりかわいいな、とか思ったり。
純喜「放課後居残りさせられてる子みたいやん」
『私そんな不真面目な子じゃなかったですよ』
純喜「はいはい、Aの学生時代の話はまた今度しような」
『はーい』
純喜「ここから行くで？まずこれはな……」
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ハングルナビのお兄さんですから
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てりたま。(プロフ) - みなとさん» コメントありがとうございます！作品を書いている方にそう言っていただけるのとても嬉しいです🥹🥹わーい！たくさん褒めていただいてありがとうございます！😸 ̖́- がんばりますっ✊🏻 (2022年11月15日 17時) (
レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» ありがとうございます！頑張ります〜〜！✊🏻 (2022年11月15日 17時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
みなと(プロフ) - 初めまして。通知のたびに楽しみに読ませていただいてます。今回の皆と絡みのあるお話、とても良いです！甘さばっちりです♡これからも更新楽しみにしています🥺 (2022年11月14日 23時) (レス) @page49 id: 0e21930147 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃん(プロフ) - てりたま。さん» ゆっくりてりたまさんのペースで大丈夫ですよー☺️💓楽しみにしてます💕 (2022年11月12日 10時) (レス) id: 017ea0e725 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» コメントありがとうございます！あ〜〜〜嬉しいです😭😭そのお言葉が更新の励みになります…🥹まだまだ亀更新は続きますが楽しんでもらえたら嬉しいですっ😚 (2022年11月10日 4時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てりたま。 | 作成日時：2022年4月17日 0時
