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「冗談です」「Aちゃんならやりそうなんだよなあ」と話していると次は翔也がやってきた。
翔也「A、さっき借りたペン返しに……うわ！美味しそう！Aの手作り！？唐揚げ食べたい！」
奨「圧がすごい」
『いいよ、はい』
翔也「ん！んまぁ…！」
食べ物を見つけた途端に目を光らせる翔也に、奨くんと2人で苦笑いした。
いっつも事務所来たら食べ物あげてる気がする。
口をもぐもぐさせる翔也を笑って見ていた奨くんが「じゃあ俺、蓮にこれ伝えてくるから行くね」と書類をひらひらさせる。
翔也「なんふか、ほれ」
『食べながら喋らないの』
奨「今度のロケのやつ。確認したいとこあったんだよ」
翔也「へぇ」
『ブロッコリー狙わないでよ』
奨くんの話を聞きながら私の弁当に視線を向ける翔也に「もう何でも食べていいよ」と言えば、嬉しそうに選び始める。
奨くんに「あ、奨くん明日…」とお弁当のことを言いかけると、人差し指を口に当てて微笑んで、そのまま部屋を出て行った。
なるほど、秘密だよ、と。
卵焼きを口にして「Aのご飯美味しいね」と言ってくれる翔也の右手にはプチトマトがあって、おにぎりでも買わせようと決意した。
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翌日、約束のお弁当を持って練習室を覗きに行くと、ちょうど練習が終わったようだった。
「腹減ったー」「何食おうかな」と汐恩と純喜くんが転がっているのが見える。
ドアを押して「お疲れ様です」と練習室に入ると、転がったりまだ自主練したりしていたメンバーが顔をあげて「おつかれー」と返してくる。
保冷バッグを持って奨くんのところに行くと、後ろから豆が「何その袋〜」と着いてくる。
『奨くんどうぞこれ』
奨「ほんとに作ってくれたの？ありがとう〜」
一成「なんなんすか？それ」
奨「Aちゃんがお弁当作ってくれたの」
景瑚「なにそれ！！！！！」
近くで水を飲んでいた景瑚くんが急にやってきてびっくりした。
豆ちゃんも「Aちゃんが？奨くんに？なんで？」と目を丸くさせている。
昨日の事務所でのことを話せば、「僕にはないの！？美味しかったのに！！」と翔也が後ろから飛びついてくる。
奨くんニコニコしてるだけで何も言ってくれないし。
奨「あ、ちゃんと卵焼き入ってる！」
翔也「ねえ僕にも作って！」
景瑚「俺も愛妻弁当ほしい！」
『それは頼む人が違います』
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リーダー、この状況を楽しまないで
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てりたま。(プロフ) - みなとさん» コメントありがとうございます！作品を書いている方にそう言っていただけるのとても嬉しいです🥹🥹わーい！たくさん褒めていただいてありがとうございます！😸 ̖́- がんばりますっ✊🏻 (2022年11月15日 17時) (
レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» ありがとうございます！頑張ります〜〜！✊🏻 (2022年11月15日 17時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
みなと(プロフ) - 初めまして。通知のたびに楽しみに読ませていただいてます。今回の皆と絡みのあるお話、とても良いです！甘さばっちりです♡これからも更新楽しみにしています🥺 (2022年11月14日 23時) (レス) @page49 id: 0e21930147 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃん(プロフ) - てりたま。さん» ゆっくりてりたまさんのペースで大丈夫ですよー☺️💓楽しみにしてます💕 (2022年11月12日 10時) (レス) id: 017ea0e725 (このIDを非表示/違反報告)
てりたま。(プロフ) - なあちゃんさん» コメントありがとうございます！あ〜〜〜嬉しいです😭😭そのお言葉が更新の励みになります…🥹まだまだ亀更新は続きますが楽しんでもらえたら嬉しいですっ😚 (2022年11月10日 4時) (レス) id: b911cab209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てりたま。 | 作成日時：2022年4月17日 0時
