32 ページ32
刑事「カメラは君たちの部屋と廊下とリビングに設置してあった。
君たちがここに来てから家宅捜査させてもらったよ。
被害者はDVそして君たちの家に不法侵入してたわけだね…」
家だったのか。
家をくまなく探されないように嘘つかれてたんだね…。
でも私が探したときは全然見つからなかったのに-。
刑事「カメラはすっごい小型だったんだ。
素人じゃ見つけられないくらいに…。」
刑事「まぁ、でも被害者がたとえDVしてても君をストーカーしてても階段から突き落とすなんてしてはいけない…。」
「廉は生きてるんですか?」
刑事「あぁ生きてるよ…。
意識ももう戻ってる。あのあと通行人がすぐに通報したんだ。もう少し通報が遅かったら危なかったかもしれない。」
よかった-。
廉は生きてる-。
刑事「それともう一つ。
お兄さんとの関係のことなんだけど、いつ頃からああいう関係なのかな?」
どうしよう-。
これは予想外だった。
まさか紫耀との関係がバレるなんて…
紫耀もきっと同じこと聞かれてるよね?
なんて答えるんだろう…
素直に答える?
もう素直に答えるしかないよね?
刑事さんに話せば、もしかしたら私は紫耀と離れられるかもしれない…。
でも刑事さんにバレてるってことは、お母さんやお父さんにももう…。
「話す前に一個聞いてもいいですか?」
刑事「ん?なに?」
「お母さんとお父さんはもう私たちの関係のこと話しましたか-?」
刑事「うん…。
多分もう伝わってると思う…。」
「そうですか…」
340人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuri(プロフ) - 続き気になります!!更新頑張ってください(^ ^) (2017年5月21日 23時) (レス) id: 325785a0bd (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 更新頑張ってください!! (2017年5月3日 16時) (レス) id: 1d44ad7754 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きがすごく気になります! がんばってください (2017年4月10日 17時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃる | 作成日時:2017年3月19日 2時