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紫耀「俺、本気やから…。
本気でAのことが好きや…。
結婚もしたいし、子供だって作りたいってずっと思っとる…。
だけど、俺らは兄妹なんや…。俺たちが結ばれていけないって知ったのは、5年生の時の保健の授業の時や…。性教育の時に知ったんや…。
でも俺は、信じたくなかった!Aと俺は絶対に結ばれなきゃあかんねん。好きやねん。」
そう言って紫耀な私を抱きしめた。
私は、混乱していた。
紫耀が私を好き?
紫耀は、かっこいいし小学校の中でもかなりモテていたと思う。
よく、周りの子に紫耀と双子ということを羨ましがられていたし…。
でも私は、紫耀をそういう風に意識して見たことはなかった。
ただの仲の良い兄妹。
そう思ったことしかなかった。
だけど、紫耀は違ったんだね-。
紫耀は、私たちが結ばれてはいけない運命って聞いた時からずっと苦しんでいたんだね。
でもごめんね。
私は、紫耀に恋愛感情を持つことは絶対ない。
だって私たちは双子の兄妹なんだから-。
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yuri(プロフ) - 続き気になります!!更新頑張ってください(^ ^) (2017年5月21日 23時) (レス) id: 325785a0bd (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 更新頑張ってください!! (2017年5月3日 16時) (レス) id: 1d44ad7754 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きがすごく気になります! がんばってください (2017年4月10日 17時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃる | 作成日時:2017年3月19日 2時