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コンコン
「紫耀、警察の人が来てる。
私たちに話を聞きたいって…。」
そう言うとすぐに扉が開いた。
紫耀「は?まじ?
ちっ、もうバレたか…。」
「私、全部話すから。
紫耀、やっぱり正当防衛って庇ってくれなくていいよ。」
紫耀「なんで?お前少年院行きやで?」
「少年院行きでもいい。自分の罪償うよ…。」
紫耀「でも全部話したら俺も捕まるんとちゃう?
ここから逃げようって言ったのは俺やし。俺ってなんの罪に問われるんかな?
なぁ、俺のことは言わんといてや…。」
最後の最後までこの男は最低だ-。
自分だけ助かろうとするなんて…。
紫耀「俺は偶然その場を通りかかった。これでええやん!な?こうやって言えよ?」
「無理」
これが、紫耀に対しての最後の反抗。
「2人で人生やり直そう?大丈夫だよ。紫耀の刑はそんなに重くない…。大丈夫。
着替えたら下降りてきてね?」
そう言って、紫耀の部屋から出た。
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yuri(プロフ) - 続き気になります!!更新頑張ってください(^ ^) (2017年5月21日 23時) (レス) id: 325785a0bd (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 更新頑張ってください!! (2017年5月3日 16時) (レス) id: 1d44ad7754 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きがすごく気になります! がんばってください (2017年4月10日 17時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃる | 作成日時:2017年3月19日 2時