学校のカイダン Ep11

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波「親父・・
俺ここにまだいてーよ
最後までここで学んで
みんなと卒業したい

それに俺は親父みたいに
なりたいとは思わない
自分で見たものだけが
正しいことをきめる」


金時「お子さんも・・
そういっています
ここにいる生徒たちも
誰一人として道に
外れることのないように
私たち教師がついています
最後まで責任をもって
色々なことを与えます
だから・・学ばせて
やってはくれませんか？」

金時からの後押しや
集中する生徒からの視線に
居づらくなった波留の父親


波父「・・そんなに
言うならやればいい勝手にしろ」


波留の父親は金時を見た後に
波留にそういい退学届を
渡し帰っていった
その背中を見届ける波留は
その退学届をクシャっと握りつぶし
下を向き口角を上げた



そしてみんなで波留のもとに行った

タ「よかったな波留」

美「これでみんなずっと一緒だね！」


タ「よっしゃー！
みんなで最後まで楽しんで卒業しような」





その輪を抜けて彗のもとに来た波留


波「サンキューな・・彗」

波留が彗を名前で呼び
２人して驚いたそして彗はフッと笑うと

彗「お前がいないと調子狂うんだよ
仕方ないからこれからも
相手してやるよ・・波留」


そういうと波留は顔をそらし
笑うと彗の出した手をしっかりと握りあった

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