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まさかエースに会えるなんて誰が考えていただろうか。青キジといい、エースといい、遭遇率が高過ぎるのは何故だろうか。
「シャボンディで七武海の勧誘蹴って、魚人島で白ひげ海賊団の旗燃やして新世界に来てて……あれ、これもう既にオヤジの首狙ってるって事……？」
指折り数えながら、次のエースの選択を考える。
「そうなるのう」
「という事は……あれ、もしかして私と行き着く場所同じじゃね？オヤジに連絡しとかないと」
「それには及ばん。ワシが既に連絡をしとる」
「え、仕事早ぁ……って、違う！」
今回もいつもの如く、独り言のつもりだった。
自分の船で考え事してたのに、またこれだ。私の船侵入者多くない？というか、私の警備がポンコツなのが、原因かも知れない。
振り向けば、そこには三メートルを超える身長に、癖のある髪を結って、片わな髷の様な髪型。水色の肌を持つ魚人族がいた。
「……海峡のジンベエ、親分？」
この数週間で本当に遭遇し過ぎだ。ジンベエが此処にいるという事は、エースが白ひげ海賊団に喧嘩売るのすぐという事だ。
エースの船見張る為に、泳いで見張っていたのだろう。
「お前さん、オヤジさんの言っとった新入りのAじゃな？」
ジンベエの言葉に、頷いて私は肯定する。
「少し周りには気を付けておかんといかんぞ」
「そ、それに関しては本当に反論の余地もなく……」
ぐうの音も出ない、とはまさにこの事である。そして、ジンベエは口を開く。
「お前さん。火拳とは、どういう関係なんじゃ」
そう指摘したジンベエの目はとても鋭いものだった。警戒、最早間者を疑ってるレベルかもしれない。
「どう…というか、ただ気紛れに助けただけ、です」
嘘は言ってない。まぁ、そこに忖度があったかと、聞かれれば確実にありましたけども。
「ふむ…」
ジンベエは少し唸り、まぁ若者はそんなものなのか、と納得した様だった。
正確には、少し疑念がある様で完全には納得していない様ではありそうだが…。
「じゃが、もう火拳には関わらん方がいいぞ」
「どうし……あっ」
どうして駄目なのか、問おうとして冒頭付近で自分の言った言葉を思い出した。
ジンベエは、そういう事だと言わんばかりに静かに頷いた。
「それにお前さんは、オヤジさんから使いを頼まれておるんじゃろう？」
そんなに油を売っている暇はないぞ、と更に釘を刺された。
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文ストオタクの一般人 - 成人済みなのに可愛いしかも強い、、、最高です！頑張ってください！ (2023年5月1日 0時) (
レス) @page30 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
鴨頭草(プロフ) - さくにょ＠テスト終了まで低浮上さん» さくにょ様初めまして鴨頭草と申します。コメントありがとうございます。また、フラグのご指摘ありがとうございます。これからも引き続き応援の程宜しくお願い致します。 (2022年9月25日 3時) (レス) id: 8e13672abc (このIDを非表示/違反報告)
さくにょ＠テスト終了まで低浮上(プロフ) - オリ○ラたってますよ・・・！前作(前編)も読ませていただいていました！応援してます！！ (2022年9月24日 19時) (レス) id: b15bd042db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴨頭草 | 作成日時：2022年9月24日 13時
