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すぐに手紙を探してみたが、出てくる事は無かった。海の方もマルコが、わざわざ飛んで見てくれたが見つからなかった。
「結局、見つからなかったね〜」
「誰に手紙書いたんだよい？」
「ん？紬さん……母さんに元気ですよってお手紙」
そう言うとマルコは、送れる宛でもあるのかよい？と聞いてきた。
「送れる宛なんて無かったよ〜というか封筒に入れた瞬間、マルコに声掛けられて思わず手紙離しちゃったんだよね」
「俺のせいだって言いたいのかよい」
「違う違う！マルコのお陰、だと思う」
マルコは意味が分からないとばかりに首を傾げた。それはそうだ。手紙を紛失したのに、お陰だと言われたのだから。
「まぁ、あっちに手紙が届いたのかは分からないけどね」
「あれだけ探して見つからなかったんだよい 少しは希望あるだろい」
「まぁ母さんは、お腹が空けばその内きっと帰って来るでしょ〜的な人だよ。娘の事を猫か犬かと勘違いしてない？って思う」
マルコが哀れみにも似た目で私を見て来た。
「随分と……奔放な母親だない」
「まあ、母さん�犁歓隻鵜瓩世�ら、こっちの事情はよく知ってるだろうし平気でしょ」
�犁歓隻鵜瓩量召鮟个靴燭蕁▲泪襯海鰐椶鮓�開いていた。
あ、その反応はこっちでは滅茶苦茶、有名だったんですね？
まあ、異名と金額からしてヤバい奴だったんだろうなぁ…
「鬼神姫って…お前、別の世界から来たって言ってただろい」
「さっき母さんと同じ名前の人を知ってるってオヤジに聞いて、たまたま持ってた手配書見せてもらったら若かりし頃の母さんだった」
そう言えば、マルコは頭を抱えていた。
まあ、頭も抱えたくもなりますよね。私もオヤジから聞いた時は頭抱えたかったし。というか、親子揃ってトリップするとか本当に運良すぎでは？？
「昔ちょっとヤンチャしてたって言われてたけど、本当にあの人ふざけてると思わん？」
「…あれのどこがちょっとヤンチャしてたレベルなんだよい」
ため息を吐きながら言うマルコに私は頷いて同意した。
「言われて見りゃあ……面影がある様な無いような、よい」
そう言いながら、マルコは私を上から下まで見ていた。
無理に似てるって言われると結構悲しくなるな。紬さん髪の色赤よりのピンクだし。今は髪染めて、亜麻色にしてるけど。
ぱっと見、紬さんと似てないもんなぁ……私
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文ストオタクの一般人 - 成人済みなのに可愛いしかも強い、、、最高です！頑張ってください！ (2023年5月1日 0時) (
レス) @page30 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
鴨頭草(プロフ) - さくにょ＠テスト終了まで低浮上さん» さくにょ様初めまして鴨頭草と申します。コメントありがとうございます。また、フラグのご指摘ありがとうございます。これからも引き続き応援の程宜しくお願い致します。 (2022年9月25日 3時) (レス) id: 8e13672abc (このIDを非表示/違反報告)
さくにょ＠テスト終了まで低浮上(プロフ) - オリ○ラたってますよ・・・！前作(前編)も読ませていただいていました！応援してます！！ (2022年9月24日 19時) (レス) id: b15bd042db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴨頭草 | 作成日時：2022年9月24日 13時
